Interstage Application Server 移行ガイド
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7.3.1 Interstage V3からの移行
Interstage V3からの移行作業は、EJBアプリケーション内で以下の機能が使用されている場合のみ必要です。

Interstage V3からInterstage 8.0へ移行する際に、処理モードを変更している場合は、この作業は必要ありません。
- リエントラント制御
- Session BeanのPrimaryKey関連メソッド
- Session Bean内で発生したシステム例外処理
- Entity Bean内で発生したシステム例外処理
- setRollbackOnly()、getRollbackOnly()メソッド
- コンテナのリソース接続者管理
- STATEFUL Session Beanのcreate()、remove()メソッド
- Session BeanのMandatoryトランザクション属性
- UserTransactionのlookup
上記の機能を使用していない場合は、移行作業を行う必要はありません(8.0)でそのまま動作させることができます)。
ここでは、Interstage V3で作成したEJBアプリケーション内で上記の機能を使用している場合の動作の違いや、処理モードの切り替えかたなどについて説明します。
また、8.0で提供する追加機能を使用する場合は、以下の作業が必要となります。
- EJB2.0規約に準拠したEJBアプリケーションに変更する場合は、deployment descriptorをEJB2.0の形式にする必要があります。
- 8.0のInterstage管理コンソールを使用して再配備する必要があります。
- JDK/JREはJDK/JRE1.3.1以上を使用してください。
注) JDK/JRE1.3は、Windows(R)版(Windows Server 2003(TM) x64 Editionsを除く)、Solaris版(Solaris 10を除く)で使用可能です。他の場合は、JDK/JRE1.4を使用してください。
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