Interstage Application Server 移行ガイド
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第4章 Interstage Application Server V6からの移行> 4.3 J2EEアプリケーションの移行

4.3.1 IJServerの移行について

■ 既存IJServerについて

 V6.0から8.0へのアップグレードを行った場合、既存のIJServer(IJServer配下を含む)の機能範囲は、V6.0相当となります。
 既存のIJServerの操作は、Interstage管理コンソールを使用して行います。
 既存のIJServerに配備されたアプリケーションの配備解除、および、アプリケーションに対応する画面への遷移は、Interstage管理コンソールの[ワークユニット] > “ワークユニット名” > [アプリケーション状態/配備解除]タブで行ってください。
 なお、8.0の機能を使用する場合は、IJServerを作成し直して配備を行う必要があります。

 V6.0既存のIJServerは、8.0をインストールした後に作成し直すことはできません。V6.0既存のIJServerに万一のトラブルが発生した場合のため、8.0のインストール後も、環境が整った段階でバックアップを実施することを推奨します。

■ Javaバージョンについて

 IJServer定義のJDKバージョンにインストールされていないJDKが指定されている場合、従来はインストールされているJDKでIJServerを起動していましたが、8.0ではIJServer起動時にエラーとなります。
 起動エラーとなった場合には、IJServerの環境設定で“Javaバージョン”を、インストールされているJavaのバージョンに変更してIJServerを起動してください。


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