Interstage Job Workload Server アプリケーション連携実行基盤 メッセージ集
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第3部 メッセージラベルのないメッセージ> 第8章 RDBが内部矛盾を検出して異常終了した場合に出力されるメッセージ> 8.18 分類コード16.1.9.xxx番台のメッセージ

8.18.3 分類コード16.1.9.33540

[利用者の処置]

すべてのアーカイブログファイルを再作成してください。次に、Symfoware
e/RDBを再起動後にディクショナリおよびすべてのユーザデータベースの退
避データを取得してください。

[調査資料]

コアダンプ
  格納場所:
    RDB構成パラメタファイルのRDBCOREパラメタで指定されたディレクトリに
    あります。
  取得方法:
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i coreファイル名 -o /dev/st0
ロードモジュール
  格納場所:
    インストールディレクトリのsbinディレクトリにあります。
  取得方法:
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i rdb2base2 -o /dev/st0
ライブラリ
  格納場所:
    インストールディレクトリのlib配下、/usr/libなどにあります。
  取得方法:
    lddコマンドにrdb2base2を指定した時の出力に含まれるファイルを
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i lddコマンドで出力されたライブラリ名 -o /dev/st0
コンソールログ
  格納場所:
    RDB構成パラメタファイルのRDBREPORTパラメタで指定されたディレクトリ
    にあります。
  取得方法:
    シングルRDBの場合は、rdbreport.log、rdbreport.oldファイルを、
    マルチRDBの場合は、システム名.log、システム名.oldファイルを
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i コンソールログファイル名 -o /dev/st0
実行手順ログ
  格納場所:
    不定。
  取得方法:
    処理の実行内容や、実行過程が記録されているファイルを
    rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      rdbcpraw -i ファイル名 -o /dev/st0
ログ管理ファイル
  格納場所:
    ログ管理ファイル(rdblogmanage)は以下の箇所に存在します。
    - RDB構成パラメタファイルに定義種別(RDBLOGMANAGE)を指定した場合は
    、指定したディレクトリに存在します。
    - RDB構成パラメタファイルに指定していない場合は、Symfoware/RDBをイ
    ンストールしたディレクトリのetcディレクトリに存在します。
  取得方法:
    ログ管理ファイルを、rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてくださ
    い。
    操作例:
      rdbcpraw -i /opt/FJSVrdb2b/etc/rdblogmanage -o /dev/st0
アーカイブログファイル
  格納場所:
    アーカイブログファイルの格納場所は、rdblog -V -aコマンドを実行する
    ことで取得できます。
  取得方法:
    アーカイブログファイルを、rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップして
    ください。
    操作例(アーカイブログファイルがローデバイスに存在する場合):
      rdbcpraw -i /dev/rdsk/c0t1d0s1 -o /dev/st0
バックアップアーカイブログファイル
  格納場所:
    アーカイブログファイルを、rdblog -Bコマンドでバックアップしたときのバックアップ場
    所に存在します。
  取得方法:
    既に、バックアップ済みのバックアップアーカイブログファイルをrdbcprawコマンド等により別の
    2次記憶媒体にバックアップしてください。

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