Interstage Job Workload Server アプリケーション連携実行基盤 メッセージ集
目次 前ページ次ページ

第3部 メッセージラベルのないメッセージ> 第7章 メッセージ番号がqdgで始まるメッセージ> 7.14 qdg03400番台のメッセージ

7.14.6 qdg03420u

RDBIIディレクトリファイルをアクセス禁止状態にしま す 原因コード='d*' 調査コード='e* f* s* g*' t*

[メッセージの意味]

RDBディレクトリファイルの処理中に異常が発生したため、RDBディレクトリファイルをアクセス禁止状態にします。

[パラメタの意味]

d*: 原因コード
1: 入出力障害
2: 破壊検出
3: ダウンリカバリ失敗
4: OSパニックによる破壊検出
e*: ディレクトリファイル種別コード
   原因コードが“3”の場合は“0”を出力します。
1: ユーザデータベース用
2: RDBディクショナリ用
f*: ディレクトリファイル操作コード
   原因コードが“1”以外の場合は“0”を出力します。
1: 読み込み
2: 書き込み
s*: ディレクトリファイルの異常箇所
   原因コードが“3”の場合は“0”を出力します。原因コードが“3”以外の場合で、異常箇所が特定できない場合は“-1”を出力します。
g*: システムコールのエラー番号
   原因コードが“1”以外の場合またはエラー番号が特定できない場合は“0”を出力します。システムコールのエラー番号については、使用し
ているシステム・ベンダのドキュメントを参照してください。
t*: RDBシステム名
   RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

RDBディレクトリファイルをアクセス禁止状態にします。

[利用者の処置]

原因コードが“1”の場合は、システムコールのエラー番号により異常要因を調査し、原因を取り除いてから“Symfoware Server RDB運用ガイド”または“Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”のRDBディレクトリファイルのリカバリの操作に従って、RDBディレクトリファイルをリカバリしてください。ただし、システムコールのエラー番号が“0”の場合は、コアダンプおよび以下のファイルを保存し、当社技術員(SE)に連絡してください。
1) ディレクトリファイル種別コードが“1”の場合は、RDB構成パラメタファイルの定義種別RDBDIRSPACE1で指定したパスのファイル'DIR_FILE1.INH'を保存してください。
2) ディレクトリファイル種別コードが“2”の場合は、RDB構成パラメタファイルの定義種別RDBDIRSPACE2で指定したパスのファイル'DIR_FILE2.INH'を保存してください。原因コードが“2”の場合は、コアダンプおよび以下のファイルを保存し、当社技術員(SE)に連絡してください。
1) ディレクトリファイル種別コードが“1”の場合は、RDB構成パラメタファイルの定義種別RDBDIRSPACE1で指定したパスのファイル'DIR_FILE1.INH'を保存してください。
2) ディレクトリファイル種別コードが“2”の場合は、RDB構成パラメタファイルの定義種別RDBDIRSPACE2で指定したパスのファイル'DIR_FILE2.INH'を保存してください。原因コードが“3”の場合は、本メッセージに先立って出力されるメッセージの原因を取り除いてから“Symfoware Server RDB運用ガイド”のRDBディレクトリファイルのリカバリの操作に従って、RDBディレクトリファイルをリカバリしてください。原因コードが“4”の場合は、“Symfoware Server RDB運用ガイド”または“Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”のRDBディレクトリファイルのリカバリの操作に従って、RDBディレクトリファイルをリカバリしてください。


目次 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2006-2007