Interstage Job Workload Server アプリケーション連携実行基盤 メッセージ集
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第3部 メッセージラベルのないメッセージ> 第6章 メッセージ番号がJYPで始まるメッセージ> 6.1 JYP1000番台のメッセージ

6.1.7 JYP1006E

データ受信中にサーバとの通信が切断されました.

[状態コード]

40003

[メッセージの意味]

データ受信中に、サーバが通信を切断しました。

[システムの処理]

SQL文の処理を中止します。

[利用者の処置]

以下の理由により、通信が切断された可能性があります。
− Symfoware/RDBの強制終了を行なった
− Symfoware/RDBが異常終了した
− システム用動作環境ファイルのMAX_CONNECT_TCPに指定した値またはRDB構成パラメタファイルのRDBCNTNUMに指定した値を超えた(CONNECT時に発生)
− サーバでrdbtermコマンドを実行しコネクションの回収を行なった
− 動作環境ファイルに同じCLUSTER_SERVICE_NAMEを指定した、複数のクライアントから接続を行なった
− 通信回線(TCP/IP等)に異常が発生した
以下の処置を行ってください。
− 以下の設定内容が正しいか確認してください。
       動作環境ファイルのSERVER_SPECパラメタのポート番号。
       JDBCを使用している場合、JDBCデータソースまたはURLで指定した、接続先サーバのポート番号。
       ODOSを使用している場合、ODBCデータソースで指定したポート番号。
− イベントログまたはメッセージログファイルに以下のいずれかのメッセージが出力されている場合、それぞれのJYPメッセージの利用者の処置を参照し、通信が切断された原因を取り除いてください。
       qdg12147e:通信処理において異常が発生しました:'JYP1052E 接続できる通信の最大数を超えました.通信種別 =“TCP”'
       qdg12147e:通信処理において異常が発生しました:'JYP1021E システムコールにおいてエラーが発生しました.function =“@1@”errno =“@2@”'
       qdg12148e:SQL文の実行で重症エラーを検出しました:'JYP2608E  利用者制御機能における実行資源の制限を超えました.code = “5”'
       qdg12148e:SQL文の実行で重症エラーを検出しました:'JYP2608E  利用者制御機能における実行資源の制限を超えました.code = “7”'
− イベントログまたはメッセージログファイルに以下のメッセージが出力されている場合、TRAN_TIME_LIMITの値を変更してください。
       qdg13880i:コネクションを回収しました  コネクション識別子='1'
− クライアントのシステム時刻を業務中に変更した場合は、イベントログまたはメッセージログファイルに以下のメッセージが出力されています。
       qdg13880i:コネクションを回収しました  コネクション識別子='3'
− イベントログまたはメッセージログファイルに以下のメッセージが出力されている場合、rdbtermコマンドによりコネクションが回収されています。
       qdg13252i:rdbtermコマンドによりコネクションを強制回収しました  コネクション識別子=XXX.XXX.XXX.XXX/XXX
− サーバが停止していないか確認してください。
− Symfoware/RDB起動中、または停止中の場合は、Symfoware/RDB起動完了後に再実行してください。


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