Interstage Job Workload Server アプリケーション連携実行基盤 メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第3章 メッセージ番号がFSP_INTS-BAS_APで始まるメッセージ> 3.10 FSP_INTS-BAS_AP21000番台のメッセージ

3.10.26 FSP_INTS-BAS_AP21408

FSP_INTS-BAS_AP: ERROR: 21408: The transaction termination of the database failed: pid=d*, type=s*, rsc=t*, SQLSTATE=u*, SQLCODE=e*, SQLINFO=v*

FSP_INTS-BAS_AP: エラー: 21408: データベースのトランザクション終了処理が失敗しました: pid=d*, type=s*, rsc=t*, SQLステータス=u*, SQLエラーコード=e*, SQLエラー情報=v*

[可変情報]
d*:プロセスID
s*:終了種別(COMMITまたは、ROLLBACK)
t*:データベースリソース名
u*:SQLステータス
e*:SQLエラーコード
v*:SQLエラーメッセージ

[意味]
データベースのトランザクション終了処理が失敗しました。

[システムの処理]
処理を継続します。

[ユーザの対処]
メッセージに表示されているデータベースリソース名のデータベースに関して、以下の対処を実施してください。

メッセージに含まれる文字列

対処方法

ORA-01017

以下のいずれかの可能性があります。

  • データベースユーザの認証に失敗しました。データベースリソースの参照コマンド(apfwinforscコマンド)により、ユーザ名が正しく設定されているか確認してください。
  • パスワードが“LOCK”状態です。パスワードの状態の変更方法は、“Interstage Business ApplicationServer トラブルシューティング”の“運用時の異常”の“JYP1011Eにより利用者の認証が失敗する場合”を参照してください。

JYP1011E

ORA-01034

Oracleが起動されていない可能性があります。Oracleが起動しているか確認してください。
起動していない場合は、Oracleを起動してください。

ORA-01012

データベースのコネクションが以下の原因で切断されています。

  • Oracleが停止しているか、再起動されています。
  • ALTER SYSTEM KILL SESSIONにより、コネクションが切断された可能性があります。
  • サーバアプリケーションで利用することができないSQL文を使用した可能性があります。“Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド”の“埋め込みSQLの記述”を参照してください。

ORA-03113

JYP1004E

以下を確認してください。

  • 利用者制御機能における実行資源の制限を超えている可能性があります。セキュリティパラメタ(注1)の値を確認してください。また、シスログにDBMSから“JYP2608E”メッセージが出力されている可能性がありますのでシスログを確認してください。出力されている場合は、Symfowareのマニュアルを参照して対処してください。
  • DBMSが起動していないか、再起動された可能性があります。再起動されている場合には、再度処理を実行してください。そうでない場合は、DBMSの起動状態やネットワーク環境を見直してください。

JYP1006E

JYP1010E

Symfowareが起動されていない可能性があります。Symfowareが起動しているか確認してください。
起動していない場合は、Symfowareを起動してください。

JYP2608E

利用者制御機能における実行資源の制限を超えています。Codeの値を確認して、該当するセキュリティパラメタ(注2)の値を増やしてください。

上記以外の場合

以下を確認してください。

  • “Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“同期アプリケーション連携実行基盤用のワークユニットの設定”に記載している“ワークユニット定義ファイルの作成”を参照して、ワークユニット定義に指定している環境変数の設定を見直してください。
  • Symfowareを利用している場合は、“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“同期アプリケーション連携実行基盤編”に記載している“クライアント用の動作環境ファイルの作成(Symfowareの場合)”を参照して、クライアント用の動作環境ファイルの定義内容を見直してください。また、Symfowareが起動されていることを確認してください。
  • Oracleを利用している場合は、“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“同期アプリケーション連携実行基盤編”に記載している“リスナーの設定とネットサービス名の登録(Oracleの場合)”を参照して、リスナーの設定とネットサービス名の登録が正しく行われていることを確認してください。また、Oracleが起動されていることを確認してください。
  • サーバアプリケーションで利用できないSQL文を使用している可能性があります。“Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド”の“データベースアクセス管理機能”に記載している“埋め込みSQLの記述”を参照して確認してください。
  • ネットワークケーブルに物理的問題がないか確認してください。
  • ネットワークの接続が正常であるか確認してください。
  • DBMSのマニュアルを参照して、DBMS固有エラーコード(Symfowareの場合は“JYP”、Oracleの場合は“ORA-”から始まるエラーコード)の値から原因を取り除いてください。

問題が解決しない場合は、“技術員連絡の前に”を参照して対処してください。

注1)セキュリティパラメタの詳細はSymfoware Serverマニュアルを参照ください。
注2)JYP2608Eの詳細はSymfoware Serverマニュアルを参照ください。


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