Interstage Job Workload Server アプリケーション連携実行基盤 メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第3章 メッセージ番号がFSP_INTS-BAS_APで始まるメッセージ> 3.9 FSP_INTS-BAS_AP20000番台のメッセージ

3.9.24 FSP_INTS-BAS_AP20115

FSP_INTS-BAS_AP: ERROR: 20115: Charset conversion error: business processing name=s*, detail=t*

FSP_INTS-BAS_AP: エラー: 20115: 文字コード変換でエラーが発生しました: 業務処理名=s*, 詳細=t*

[可変情報]
s*:業務処理名
t*:詳細

[意味]
業務処理呼出し時にMapデータの文字コード変換処理でエラーが発生しました。
以下に記すいずれかの原因でエラーが発生した可能性があります。

[システムの処理]
呼出し処理を中止します。

[ユーザの対処]
可変情報で示されるエラーが発生しました。以下に示す情報を確認して対処を行ってください。その後、再度処理を実行してください。

詳細

内容および対処

No memory.

メモリ不足が検出されました。
FSP_INTS-BAS_AP20101”と同様の対処を行ってください。

なお、サーバ-クライアント間でインタフェースが一致していない場合にも、メモリ不足の問題として検出される場合があります。メモリ不足の対処では問題が改善されない場合、または、もともとメモリを消費しないアプリケーションにおいて当エラーが発生した場合は、詳細コードが“上記以外の場合”の対処を参考にインタフェースの見直し、または再作成を実施してください。

Memory extension memory.

Invalid data

指定したコード系でサポート対象外の文字コードが指定されたか、または、コード系の指定が誤っているため、文字コード変換に失敗した可能性があります。

サポート対象外の文字を取り除き、再度実行してください。または、以下の文字コードの設定を確認し、すべて同じ文字コードとなるように設定を行ってください。

  • アプリケーション連携実行基盤定義
  • ワークユニットの環境変数LANG
  • CORBAアプリケーション情報定義

また、サーバアプリケーションをCOBOLで作成した場合は、コンパイル時に指定した文字コードとあっているか確認してください。

なお、サーバ-クライアント間でインタフェースが一致していない場合にも、コード変換失敗の問題として検出される場合があります。アプリケーションで使用している文字列やコード系の見直しによって問題が改善されない場合は、詳細コードが“上記以外の場合”の対処を参考にインタフェースの見直し、または再作成を実施してください。

Unknown data

上記以外の場合

サーバ-クライアント間でインタフェースが一致していない可能性があります。

実行基盤インタフェースの再作成を行ってください。
また、クライアントのパラメタを確認してください。クライアントのbean、またはMapで設定したデータの型、数、およびデータ長を確認してください。クライアントでbeanを使用している場合、beanの再作成を行ってください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合は、“技術員連絡の前に”を参照して対処してください。


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