Interstage Job Workload Server アプリケーション連携実行基盤 メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第3章 メッセージ番号がFSP_INTS-BAS_APで始まるメッセージ> 3.7 FSP_INTS-BAS_AP9000番台のメッセージ

3.7.8 FSP_INTS-BAS_AP9201

FSP_INTS-BAS_AP: ERROR: 9201: The writing position of the message tracking information could not be acquired. (error information=s*, JDBC data source definition name=t*)

FSP_INTS-BAS_AP: エラー: 9201: メッセージトラッキング情報の書込位置取得に失敗しました。(エラー情報=s*,JDBCデータソース定義名=t*)

[可変情報]
s*:エラー情報(JDBC API例外情報)
t*:メッセージトラッキングDBのJDBCデータソース定義名

[意味]
メッセージトラッキング情報の書込位置取得でエラー情報に示すエラーが発生したため、メッセージトラッキング情報が書き込めませんでした。

[システムの処理]
処理を中止します。

[ユーザの対処]
エラー情報を確認して原因を取り除き、処理を再実行してください。または、以下に示すどれかの対処を行ってください。その後、処理を再実行してください。

メッセージに含まれる文字列

対処方法

“ORA-12505”

データベースが読み込み専用アクセスでオープンされています。データベースを停止してから読み込み/書き込み両用アクセスで再オープンしてください。

“JYP1006E”

以下を確認してください。

  • 利用者制御機能における実行資源の制限を超えている可能性があります。セキュリティパラメタ(注)の値を確認してください。
  • トランザクションで使用可能な時間を超えている可能性があります。セキュリティパラメタ(注)の値を確認してください。
  • メッセージトラッキングDBに使用するDBMSが起動していないか、再起動された可能性があります。
    再起動されている場合には、再度処理を実行してください。
    そうでない場合は、メッセージトラッキングDBに使用するDBMSの起動状態やネットワーク環境を見直してください。

“JYP2526E”

以下を確認してください。

  • メッセージトラッキングDBのデータソース定義に指定してある、ユーザの権限が不足している可能性があります。“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“カスタムセットアップによる環境作成”を参照して、データベースユーザの権限を確認してください。データベース環境の作成時に使用した環境定義ファイル内の“apfw_mgridタグ”で指定した“アプリケーション連携実行基盤管理者ユーザ”を、Interstage管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [リソース] > [JDBC] > “JDBCデータソース定義名” > [環境設定]のユーザ名に指定してください。
  • フロー定義に登録してあるトラッキングDBのデータソースがメッセージトラッキングDBではない可能性があります。Interstage管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [サービス] > [アプリケーション連携実行基盤] > [フロー定義] > [環境設定]のトラッキングDBのデータソースにメッセージトラッキングDBのデータソース定義名が指定されていることを確認してください。
  • データベースにテーブルが存在しない可能性があります。テーブルが作成されていない場合、“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“データベースサーバの環境設定”を参照してメッセージトラッキングDBを作成してください。

“JYP7201E”

“ORA-02289”

上記以外の場合

以下を確認してください。

  • “Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“アプリケーション連携実行基盤で発生するトラブルの一覧”の“環境変数の設定”を参照して、環境変数の設定を見直してください。
  • “Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“データベース製品からエラーメッセージが出力される”を参照して、データベースの運用操作に誤りがないか見直してください。
  • メッセージトラッキングDBに使用するDBMSのマニュアルを参照して、DBMS固有エラーコード(Symfowareの場合は“JYP”、Oracleの場合は“ORA-”から始まるエラーコード)の値から原因を取り除いてください。

問題が解決しない場合は、“技術員連絡の前に”を参照して対処してください。

注)セキュリティパラメタの詳細はSymfoware Serverマニュアルを参照ください。


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