Interstage Job Workload Server アプリケーション連携実行基盤 メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第3章 メッセージ番号がFSP_INTS-BAS_APで始まるメッセージ> 3.4 FSP_INTS-BAS_AP2500番台のメッセージ

3.4.39 FSP_INTS-BAS_AP2571

FSP_INTS-BAS_AP: ERROR: 2571: The flow definition could not be blockaded: flow definition name=s*, description=t*

FSP_INTS-BAS_AP: エラー: 2571: フローの閉塞設定に失敗しました: フロー定義名=s*, 詳細=t*

[可変情報]
s*:フロー定義名
t*:エラー詳細メッセージ

[意味]
指定されたフローの閉塞の設定に失敗しました。

[システムの処理]
このコマンドの処理を続行します。

[ユーザの対処]
エラーが発生したフロー定義に閉塞設定を行う場合は、可変情報に出力されている情報を確認して原因を取り除き、処理を再実行してください。
または、以下に示すいずれかの対処を行ってください。その後、処理を再実行してください。

メッセージに含まれる文字列

対処方法

“SQLSTATE:28000”

以下のいずれかの可能性があります。

  • データベースユーザの認証に失敗しました。コマンドに指定した“ユーザ名”および“パスワード”を見直してください。
  • パスワードが“LOCK”状態です。パスワードの状態の変更方法は、“Interstage Business ApplicationServer トラブルシューティング”の“運用時の異常”の“JYP1011Eにより利用者の認証が失敗する場合”を参照してください。

“ErrorCode:1017”

“ORA-01017”

“JYP1011E”

“SQLSTATE:42000”

指定したユーザの権限が不足している可能性があります。
-uオプションで指定した“ユーザ名”を見直してください。

  • “apfwcrtdbenvコマンド”または“apfwcrtapenvコマンド”を利用したデータベース環境のセットアップを行った場合は、“Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“データベース環境セットアップコマンド実行時の異常”または“アプリケーションサーバ環境セットアップコマンド実行時の異常”を参照し、異常原因を特定してください。
  • カスタムセットアップを利用したデータベース環境のセットアップを行った場合は、“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“カスタムセットアップを利用したデータベース環境のセットアップ”を参照して、データベースユーザの付与権限を確認してください。データベース環境の作成時に使用した環境作成定義ファイル内の“apfw_mgridタグ”で指定した“アプリケーション連携実行基盤管理者ユーザ”を、コマンドのユーザ名に指定してください。

また、接続先のデータベースがフロー定義DBではない、またはデータベースにテーブルが存在しない可能性があります。“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“データベースサーバの環境設計”を参照して、データベースが正しく作成されていることを確認してください。

“ORA-01031”

“JYP2263E”

“ORA-00942”

“JYP7201E”

以下のいずれかの対処を行ってください。

  • “Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“アプリケーション連携実行基盤で発生するトラブルの一覧”の“環境変数の設定”を参照して、環境変数の設定を見直してください。
  • フロー定義DB用以外のデータベースリソース(注1)が指定されている可能性があります。指定したデータベースリソースを確認してください。

“Look up 〜 not found”

フロー定義DB接続に使用するデータベースリソース(注1)の“データソース名”で指定したデータソースが、Symfowareのネーミングサービス(注2)に登録されていません。
フロー定義DB接続に使用するデータベースリソースの“データソース名”を見直してください。

“Unknown host name”

フロー定義DB接続に使用するデータベースリソース(注1)の“接続ホスト名”に指定したホストが見つかりません。
フロー定義DB接続に使用するデータベースリソースの“接続ホスト名”を見直してください。

“SYMNameServer isn't being started. HostName”

以下のいずれかの可能性があります。

  • Symfowareのネーミングサービス(注2)が起動していない可能性があります。Symfowareのネーミングサービス起動状態やネットワーク環境を見直してください。
  • フロー定義DB接続に使用するデータベースリソース(注1)が登録されていない可能性がありますので見直してください。
  • フロー定義DB接続に使用するデータベース(注1)の“接続ホスト名”および“ポート番号”が誤っているか可能性があります。フロー定義DB接続に使用するデータベースリソースの“接続ホスト名”および“ポート番号”を見直してください。

“〜 is not found”

“JYP1007U”

Symfowareのネーミングサービス(注2)に登録されている“ホスト名”に指定したホストが見つかりません。Symfowareのネーミングサービスの登録情報を見直してください。

“JYP1008U”

“JYP1010E”

フロー定義DBに使用するDBMSが起動していない可能性があります。フロー定義DBに使用するDBMSの起動状態やネットワーク環境を見直してください。
また、Symfowareのネーミングサービス(注2)に登録されている“ホスト名”および“ポート番号”を見直してください。

“SQLSTATE:08004”

“JYP5031E”

フロー定義DBに使用するDBMSが起動していない可能性があります。フロー定義DBに使用するDBMSの起動状態を見直してください。
また、“Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“アプリケーション連携実行基盤で発生するトラブルの一覧”の“環境変数の設定”を参照して、環境変数の設定を見直してください。JDBCの環境設定を変更した場合、Interstage JMXサービスを再起動してから、処理を実行してください。

“JYP7210E”

Symfowareのネーミングサービス(注2)に登録されている“データ資源名”に指定されたデータベースが見つかりません。Symfowareのネーミングサービスの登録情報を見直してください。

“JYP1006E”

フロー定義DBに使用するDBMSが起動していないか、再起動された可能性があります。再起動されている場合には、再度処理を実行してください。そうでない場合は、フロー定義DBに使用するDBMSの起動状態やネットワーク環境を見直してください。

“lookup failed”

Symfowareの場合
フロー定義DB接続に使用するデータベースリソース(注1)の“データソース名”、“接続ホスト名”、“接続ポート番号”に誤りがあります。

Oracleの場合
フロー定義DB接続に使用するデータベースリソース(注1)の“データソース名”で指定したJDBCデータソースが削除されているか、.bindingsファイルが作成されていないか、または.bindingsファイルの作成に必要な環境設定に誤りがあります。apfwinforscコマンドでデータソースの存在を確認してください。また、データベースリソースが.bindingsファイルを作成する設定になっていない場合には、apfwmkrscコマンドを使用して.bindingsファイルを作成する設定に更新してください。apfwinforscコマンド、およびapfwmkrscコマンドについては、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
また、“Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“アプリケーション連携実行基盤で発生するトラブルの一覧”の“環境変数の設定”を参照して、環境変数の設定を見直してください。JDBCの環境設定を変更した場合、Interstage JMXサービスを再起動してから、処理を実行してください。

“The Network Adapter could not establish the connection”

フロー定義DBに使用するDBMSが起動していない可能性があります。フロー定義DBに使用するDBMSの起動状態やネットワーク環境を見直してください。また、フロー定義DB接続に使用するデータベースリソース(注1)の“接続ホスト名”および“接続ポート番号”を見直してください。

“ORA-12514”

“ORA-12505”

フロー定義DBに使用するDBMSが起動していない可能性があります。フロー定義DBに使用するDBMSの起動状態やネットワーク環境を見直してください。また、フロー定義DB接続に使用するデータベースリソース(注1)の“SID”を見直してください。

“Connection refused”

フロー定義DB接続に使用するデータベースリソース(注1)の“SID”に誤りがあります。データベースリソースの“SID”を見直した後、Interstage管理コンソールで、JDBCデータソース定義画面のDB接続テスト(注1)を実施して、データベース接続情報が正しいことを確認してください。

“ORA-12154”

“ORA-12541”

フロー定義DB接続に使用するデータベースリソース(注1)の“ドライバタイプ/ネットワークプロトコル”に「oci / tcp」または「oci / ipc」を指定した場合、フロー定義DBに使用するDBMSが起動していない可能性があります。フロー定義DBに使用するDBMSの起動状態やネットワーク環境、およびOracleの環境を見直してください。

エラー情報にデータソース名が表示される場合

フロー定義DB接続に使用するデータベースリソース(注1)の“データソース名”で指定したJDBCデータソースが削除されているか、.bindingsファイルが作成されていないか、または.bindingsファイルの作成に必要な環境設定に誤りがあります。apfwinforscコマンドでデータソースの存在を確認してください。また、Oracleを利用する場合に.bindingsファイルを作成する設定になっていない場合には、apfwmkrscコマンドを使用して.bindingsファイルを作成するようにデータベースリソースを更新してください。apfwinforscコマンド、およびapfwmkrscコマンドについては、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
また、“Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“アプリケーション連携実行基盤で発生するトラブルの一覧”の“環境変数の設定”を参照して、環境変数の設定を見直してください。JDBCの環境設定を変更した場合、Interstage JMXサービスを再起動してから、処理を実行してください。
また、“Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“アプリケーション連携実行基盤で発生するトラブルの一覧”の“環境変数の設定”を参照して、環境変数の設定を見直してください。JDBCの環境設定を変更した場合、Interstage JMXサービスを再起動してから、処理を実行してください。

“javax.naming.NameNotFoundException”

フロー定義DB接続に使用するデータベースリソース(注1)の“PROVIDER_URL”に指定したフォルダが存在しません。
“PROVIDER_URL”に指定したフォルダが存在するか確認してください。

“java.lang.UnsatisfiedLinkError”

フロー定義DB接続に使用するデータベースリソース(注1)の“ドライバタイプ/ネットワークプロトコル”に「oci / tcp」または「oci / ipc」を指定した場合、環境に誤りがあります。OracleのOCIはネイティブライブラリを使用しているため、Oracleクライアントパッケージがインストールされていることを確認してください。
また、“Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“アプリケーション連携実行基盤で発生するトラブルの一覧”の“環境変数の設定”を参照して、環境変数の設定を見直してください。JDBCの環境設定を変更した場合、Interstage JMXサービスを再起動してから、処理を実行してください。

“no ocijdbc9 in java.library.path”

“no ocijdbc10 in java.library.path”

“ELFCLASX4”

“ErrorCode:17037”

“ErrorCode:17008”

“com.fujitsu.symfoware.jdbc2.jndisp.SYMContextFactory”

“Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“アプリケーション連携実行基盤で発生するトラブルの一覧”の“環境変数の設定”を参照して、環境変数の設定を見直してください。JDBCの環境設定を変更した場合、Interstage JMXサービスを再起動してから、処理を実行してください。

“LDWrapperクラスがローカルデータベースアクセスをロードしていません”

“com/sun/jndi/toolkit/chars/CharacterDecoder”

“com.sun.jndi.fscontext.RefFSContextFactory”

“java.lang.ExceptionInInitializerError”

“ClassNotFoundException”

“An error is in the specified data source name”

“指定されたデータソース名に誤りがあります”

“ClassCastException”

“Cannot instantiate class”

フロー定義DB接続に使用するデータベースリソース(注1)の“JDBCドライバのJNDIサービスプロバイダのクラス名”に誤りがあります。

上記以外の場合

フロー定義DBに使用するDBMSのマニュアルを参照して、“SQLSTATE”および“ErrorCode”の値から原因を取り除いてください。また、Interstage管理コンソールで、JDBCデータソース定義画面のDB接続テスト(注1)を実施して、データベース接続情報が正しいことを確認してください。問題が解決しない場合は、“技術員連絡の前に”を参照して対処してください。

注1) フロー定義DB接続に使用するデータベースリソースは、-jオプションで指定したデータベースリソースです。このデータベースリソースの設定情報を変更する場合はapfwmkrscコマンドを実行してください。apfwmkrscコマンドについては、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。また、作成したデータベースリソースを用いたDB接続テストを実施する場合は、Interstage管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [リソース] > [JDBC] > “JDBCデータソース定義名” > [環境設定]タブで[DB接続テスト]ボタンを押下してください。

注2) Symfowareのネーミングサービスに登録されている情報を確認・変更するには“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“JDBCデータソース登録ツールを使用したデータソースの登録”または“symjdコマンドによるJDBCデータソースの登録”を参照してください。


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