Interstage Job Workload Server アプリケーション連携実行基盤 メッセージ集
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3.3.166 FSP_INTS-BAS_AP2325
FSP_INTS-BAS_AP: ERROR: 2325: There is an error in the user ID or password specified for the deletion process.
FSP_INTS-BAS_AP: エラー: 2325: ユーザIDまたはパスワードに誤りがあるため、削除処理を実行できません。
[意味]
コマンドの「-m」オプションで指定されたユーザIDまたは入力されたパスワードに誤りがあるため、コマンドを実行できませんでした。
[システムの処理]
処理を中止します。
[ユーザの対処]
コマンドの「-m」オプションに環境作成時に指定したユーザID、およびパスワードを入力し、再度コマンドを実行してください。
指定形式は、以下のとおりです。
実行基盤管理者ユーザ:実行基盤利用者ユーザ:業務データベースユーザ |
また、以下の点について注意が必要です。
- データベース環境作成コマンドで TYPE1を指定し環境作成を行った場合は、実行基盤管理者ユーザ、および実行基盤利用者ユーザは、フロー定義DB、メッセージトラッキングDBともに共通のユーザID、パスワードを所有しています。この際、コマンドの-mオプションに指定するユーザIDは共通となるため、環境削除は1回のコマンド操作で削除が可能です。
- データベース環境作成コマンドで 同一のデータベースサーバに対しTYPE2/TYPE3を別々に作成した場合は、フロー定義DBとメッセージトラキングDBの実行基盤管理者ユーザ、および実行基盤利用者ユーザは異なる場合があります。この際、コマンドの「-m」オプションに指定するユーザIDは、フロー定義DBとメッセージトラッキングDBで相違するため、環境削除は2回のコマンド操作による削除が必要です。
フロー定義DBとメッセージトラッキングDB環境での実行基盤管理者ユーザ、および実行基盤利用者ユーザが異なる場合として、環境作成時に設定した環境作成定義ファイル内のユーザIDを分けて運用している場合があります。
- データベース環境作成コマンドで TYPE4を指定し、負荷分散環境として複数の環境を作成した場合は、初回に環境作成を行った実行基盤管理者ユーザID、および実行基盤利用者ユーザIDを、環境削除コマンドの「-m」オプションに指定するとともに、複数の環境を作成した際のメッセージ格納DB(ユーザ指定部)のスキーマ名を指定し、環境削除を行う必要があります。

“apfwcrtdbenvコマンド”または“apfwcrtapenvコマンド”を使用して環境を作成したあとで、本エラーメッセージが出力された場合、“Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“データベース環境セットアップコマンド実行時の異常”または“アプリケーションサーバ環境セットアップコマンド実行時の異常”を参照して、異常原因を特定してください。
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