Interstage Job Workload Server アプリケーション連携実行基盤 メッセージ集
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3.3.163 FSP_INTS-BAS_AP2322
FSP_INTS-BAS_AP: ERROR: 2322: Because the message storage DB environment contains message information, it cannot be deleted.
FSP_INTS-BAS_AP: エラー: 2322: メッセージ格納DB環境にメッセージ情報が存在するため、削除処理は行えません。
[意味]
メッセージ格納DB環境にメッセージ情報が存在するため、データベース環境削除に失敗しました。
[システムの処理]
処理を中止します。
[ユーザの対処]
メッセージ格納DBのメッセージを以下の方法で削除し、再度コマンドを実行してください。
業務処理実行アプリケーションで動作中のメッセージ情報である場合は、業務処理実行アプリケーションが正常に終了した後、再度コマンドを実行してください。
- データベース環境削除を行うデータベースをメッセージ格納先に指定したイベントチャネルが作成されている場合は、データベース環境削除の実行前にデータベース連携機能を使用するイベントチャネルの削除を行う必要があります。対象となるイベントチャネルを停止し、削除を行ってください。
- 存在するメッセージ情報の内容について確認が必要な場合は、apfwlistmsgコマンド(エラーメッセージ退避キューに滞留したエラーメッセージ、または結果受信キューに滞留した処理結果を格納したメッセージの表示)を利用して、メッセージ情報の確認を行ってください。apfwlistmsgコマンドの詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
- 業務処理実行アプリケーションが正常終了、または異常終了したものについては、アプリケーション連携実行基盤が提供する、apfwdelmsgコマンド(エラーメッセージ退避キューに滞留したエラーメッセージ、または結果受信キューに滞留した処理結果を格納したメッセージの削除を行うコマンド)を利用し、メッセージ情報の削除を行ってください。apfwdelmsgコマンドの詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
- データベース連携機能を使用するイベントチャネルの削除時にデータベースへの接続ができなかった場合、すでにイベントチャネルが削除されていても本メッセージが出力される場合があります。この場合には、データベース環境削除コマンドのオプションに「-t」を指定し強制削除を行うことが可能です。

“apfwcrtdbenvコマンド”または“apfwcrtapenvコマンド”を使用して環境を作成したあとで、本エラーメッセージが出力された場合、“Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“データベース環境セットアップコマンド実行時の異常”または“アプリケーションサーバ環境セットアップコマンド実行時の異常”を参照して、異常原因を特定してください。
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