Interstage Job Workload Server アプリケーション連携実行基盤 メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第3章 メッセージ番号がFSP_INTS-BAS_APで始まるメッセージ> 3.2 FSP_INTS-BAS_AP1000番台のメッセージ

3.2.84 FSP_INTS-BAS_AP1511

FSP_INTS-BAS_AP: ERROR: 1511: An error occurred during the reference of a message: Error information=s*, QueueConnectionFactory name=t*, Destination name=u*, Flow definition name=v*, Correlation ID=w*

FSP_INTS-BAS_AP: エラー: 1511: メッセージの参照でエラーが発生しました: エラー情報=s*, QueueConnectionFactory名=t*, Destination名=u*, フロー定義名=v*, コリレーションID=w*

[可変情報]
s*:エラー情報(JMS API例外情報)(注)
t*:QueueConnectionFactory名
u*:Destination名
v*:フロー定義名 (注)
w*:コリレーションID (注)
注) 出力されない場合があります。

[意味]
エラー情報に示すエラーが発生したため、メッセージの参照に失敗しました。

[システムの処理]
処理を中止します。

[ユーザの対処]
エラー情報を確認して原因を取り除き、再度処理を実行してください。または、以下に示す対処を行ってください。その後、再度処理を実行してください。

メッセージに含まれる文字列

対処方法

“jms1200”

以下を確認してください。

  • “Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“アプリケーション連携実行基盤で発生するトラブルの一覧”の“環境変数の設定”、および“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“非同期アプリケーション連携実行基盤編”の“実行環境の構築”の“業務処理開始アプリケーションの環境作成(Java)”を参照して、環境変数の設定を見直してください。
  • CORBAサービスが停止している場合、CORBAサービスを起動してください。

“jms2560”

イベントチャネルが起動されていません。イベントチャネルを起動してください。
イベントチャネルの起動方法は管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [リソース] > [JMS] > [イベントチャネル] で、起動するチャネルグループのチェックボックスにチェックを入れて起動ボタンを押すか、esstartchnlコマンドを使用して起動してください。esstartchnlコマンドの詳細は“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照ください。

“jms2561”

イベントチャネルが起動されていない可能性があります。イベントチャネルが未起動である場合は起動してください。イベントチャネルが停止処理中である場合は、停止後に起動してください。
イベントチャネルの起動方法は管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [リソース] > [JMS] > [イベントチャネル] で、起動するチャネルグループのチェックボックスにチェックを入れて起動ボタンを押すか、esstartchnlコマンドを使用して起動してください。esstartchnlコマンドの詳細は“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照ください。

“jms2563”

“jms6100”

ネットワークケーブルに物理的問題がある可能性があります。ネットワークの接続が正常であるか確認してください。

“jms6101”

Destinationに関連付けられたイベントチャネルが存在しません。apfwinfodstコマンドを使用して、Destination名の定義情報を参照し、正しく登録されているかを確認してください。(Destination名の定義情報を参照するには、apfwinfodstコマンドのパラメタにDestination名を指定してください)
登録されていない場合は、Destinationを作成してください。
apfwinfodstコマンドの詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
Destinationの作成については、“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“非同期アプリケーション連携実行基盤編”の“実行環境の構築”の“キューの作成”を参照してください。

“jms6500”

セキュリティ強化が行われているため、実行しようとしたアプリケーションの実行権限がありません。セキュリティ強化対応時に指定したユーザ権限またはrootでアプリケーションを実行してください。

“Cannot instance class:”

“Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“アプリケーション連携実行基盤で発生するトラブルの一覧”の“環境変数の設定”、および“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“非同期アプリケーション連携実行基盤編”の“実行環境の構築”の“業務処理開始アプリケーションの環境作成(Java)”を参照して、環境変数の設定を見直してください。

“javax/crypto/BadPaddingException”

以下を確認してください。

  • Interstage管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [リソース] > [JMS] > [ConnectionFactory] > [QueueConnectionFactory] で、指定されたQueueConnectionFactoryがJNDIに登録されていることを確認し、再度処理を実行してください。
  • “Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“アプリケーション連携実行基盤で発生するトラブルの一覧”の“環境変数の設定”、および“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“非同期アプリケーション連携実行基盤編”の“実行環境の構築”の“業務処理開始アプリケーションの環境作成(Java)”を参照して、環境変数の設定を見直してください。
  • orb.propertiesファイルが存在しない可能性があります。“Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド”の“JMSアプリケーション運用マシンの環境設定”を参照して、orb.propertiesファイルを作成してください。
  • “Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“アプリケーション連携実行基盤で発生するトラブルの一覧”の表中の異常発生個所“アプリケーション”の現象“業務処理開始アプリケーションを実行した時、以下の処理に失敗する。”を参照してください。

上記以外の場合

以下を確認してください。

  • “Interstage Application Server メッセージ集”を参照して、“jms”から始まるエラーコードの値から原因を取り除いてください。
  • CORBAサービスが停止している場合、CORBAサービスを起動してください。
  • “Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“アプリケーション連携実行基盤で発生するトラブルの一覧”の“環境変数の設定”、および“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“非同期アプリケーション連携実行基盤編”の“実行環境の構築”の“業務処理開始アプリケーションの環境作成(Java)”を参照して、環境変数の設定を見直してください。
  • イベントチャネルの起動状態を確認してください。イベントチャネルが未起動である場合、起動してください。
    イベントチャネルの起動方法は管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [リソース] > [JMS] > [イベントチャネル] で、起動するチャネルグループのチェックボックスにチェックを入れて起動ボタンを押すか、esstartchnlコマンドを使用して起動してください。esstartchnlコマンドの詳細は“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照ください。
  • “Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“アプリケーション連携実行基盤で発生するトラブルの一覧”の表中の異常発生個所“アプリケーション”の現象“業務処理開始アプリケーションを実行した時、以下の処理に失敗する。”を参照してください。

問題が解決しない場合は、“技術員連絡の前に”を参照して対処してください。


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