エラーコード |
対処方法 |
システムの処理 |
1, 2, 6, 7, 8, 10, 12, 13, 14, 15, 19, 20, 21, 22, 27, 51 |
内部矛盾が発生しました。“技術員連絡の前に”を参照して対処してください。 |
プロセスを停止します。 |
3 |
“Interstage Business Application Server チューニングガイド”の“必要資源”を参照し、必要な資源が確保されているか確認してください。不足がある場合は、資源を追加してください。 |
プロセスを停止します。 |
4, 5 |
別表“CORBA例外についての対処”を参照して対処してください。 |
別表“CORBA例外についての対処”を参照してください。 |
9 |
詳細情報の値を参照し、以下の対処を実施してください。
- 5010, 5022
“Interstage Business Application Server チューニングガイド”の“必要資源”を参照し、必要な資源が確保されているか確認してください。不足がある場合は、資源を追加してください。
- 5000, 5006
アプリケーション連携実行基盤で使用しているイベントチャネルに、不明なイベントデータが格納されている可能性があります。アプリケーション連携実行基盤で使用しているイベントチャネルを他のアプリケーションと共用する設定になっていないか確認し、なっている場合はアプリケーション連携実行基盤に無関係なイベントデータを取り除いてから再度操作を実行してください。解決しない場合、“技術員連絡の前に”を参照して対処してください。
- その他
内部矛盾が発生しました。“技術員連絡の前に”を参照して対処してください。 |
プロセスを停止します。 |
11 |
詳細情報の値を参照し、以下の対処を実施してください。
- 502
“Interstage Business Application Server チューニングガイド”の“必要資源”を参照し、必要な資源が確保されているか確認してください。不足がある場合は、資源を追加してください。
- 503
指定したDestination定義名が存在しません。apfwinfodstコマンドを使用してDestination定義の内容を確認してください。必要なDestination定義が登録されていない場合、apfwmkdstコマンドでDestination定義を登録してください。apfwinfodstコマンドおよびapfwmkdstコマンドについては、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
- 504
排他エラーが発生しました。しばらく待った後、再度操作を行ってください。解決しない場合、“技術員連絡の前に”を参照して対処してください。
- 505
Destination定義の読込みに失敗しました。ファイルシステムに異常がないか、確認してください。解決しない場合、“技術員連絡の前に”を参照して対処してください。
- 509
Destination定義の内容が正しくありません。apfwmkdstコマンドを使用してDestinationを再度定義し直してください。apfwmkdstコマンドについては、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。それでも解決しない場合、“技術員連絡の前に”を参照して対処してください。
- その他
内部矛盾が発生しました。“技術員連絡の前に”を参照して対処してください。 |
プロセスを停止します。 |
16, 24, 25, 26, 38, 39, 40, 41, 42, 43, 44, 45, 46, 47 |
- /opt/FJSVibs/var/nsh以下に、ユーザ作成のディレクトリやファイルが格納されていないか、確認してください。格納されている場合は削除してください。
- Interstage Business Application Serverのインストール先のファイルシステムやディスクに異常が無いか、確認してください。
|
プロセスを停止します。 |
17, 23 |
補足情報が表示されますので、補足情報のエラーコードについての対処を実施してください。 |
プロセスを停止します。 |
28 |
メッセージとDBの整合性保証機能を使用するための定義内容に不整合があります。“Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“運用時の異常”の“メッセージとDBの整合性保証機能を使用する際に定義不整合を示すエラーが出力される”を参照し、定義内容の確認と修正を行ってください。 |
プロセスを停止します。 |
32 |
アプリケーション連携実行基盤で使用しているイベントチャネルに、不明なイベントデータが格納されている可能性があります。アプリケーション連携実行基盤で使用しているイベントチャネルを他のアプリケーションと共用する設定になっていないか確認し、なっている場合はアプリケーション連携実行基盤に無関係なイベントデータを取り除いてから再度操作を実行してください。解決しない場合、“技術員連絡の前に”を参照して対処してください。 |
プロセスを停止します。 |
33 |
データベースアクセス処理で異常が発生しました。本メッセージの直前に出力されたメッセージに従い対処してください。 |
プロセスを停止します。 |
その他 |
“技術員連絡の前に”を参照して対処してください。 |
プロセスを停止します。 |
エラー文字列に含まれる例外名 |
詳細情報 |
対処方法 |
システムの処理 |
BAD_OPERATION |
0x464a01e0
0x464a09e0
0x464a01e2
0x464a09e2 |
【意味】
イベントチャネルの作成方法が誤っています。
【対処】
イベントチャネルをシステム構築シートで出力したパラメタで再作成してください。 |
ワークユニットを停止します。 |
0x464a01e9
0x464a09e9 |
【意味】
以下のいずれかの原因によりメッセージの送信が失敗しました。
- イベントチャネルがMultiCastモデルで作成されています。
- 送信先のDestinationからメッセージを受信する業務処理実行アプリケーションを配備したワークユニットが起動していません。または、フロー定義で指定したDestinationに誤りがあり、メッセージが誤ったDestinationに送信されました。
- 結果受信キューにメッセージ受信APIを実行している業務処理開始アプリケーションが存在しません。
【対処】
- MultiCastモデルでイベントチャネルを作成している場合は、システム構築シートの出力結果を元にPoint-To-Pointモデルのイベントチャネルをesmkchnlコマンドで作成してください。
- 業務処理実行アプリケーションを配備したワークユニットが起動していない場合は、isstartwuコマンドでワークユニットを起動してください。また、送信先のDestinationが誤っている場合は、フロー定義を修正して正しいDestination名を指定してください。
- 結果受信キューにメッセージ受信APIを実行している業務処理開始アプリケーションが存在しない場合は、業務処理開始アプリケーションでメッセージ受信APIを実行してください。
|
フロー定義の異常処理定義およびアクティビティ定義の補償ルートの定義に従い、メッセージの退避や補償ルートの実行を行います。 |
0x464a01eb
0x464a09eb |
【意味】
内部矛盾が発生しました。
【対処】
“技術員連絡の前に”を参照して対処してください。 |
ワークユニットを停止します。 |
BAD_PARAM |
0x464a01e4
0x464a09e4 |
【意味】
内部矛盾が発生しました。
【対処】
“技術員連絡の前に”を参照して対処してください。 |
ワークユニットを停止します。 |
0x464a01e9
0x464a09e9 |
【意味】
以下のいずれかの原因によりメッセージの送信が失敗しました。
- イベントチャネルがMultiCastモデルで作成されています。
- 送信先のDestinationからメッセージを受信する業務処理実行アプリケーションを配備したワークユニットが起動していません。または、フロー定義で指定したDestinationに誤りがあり、メッセージが誤ったDestinationに送信されました。
- 結果受信キューにメッセージ受信APIを実行している業務処理開始アプリケーションが存在しません。
【対処】
- MultiCastモデルでイベントチャネルを作成している場合は、システム構築シートの出力結果を元にPoint-To-Pointモデルのイベントチャネルをesmkchnlコマンドで作成してください。
- 業務処理実行アプリケーションを配備したワークユニットが起動していない場合は、isstartwuコマンドでワークユニットを起動してください。また、送信先のDestinationが誤っている場合は、フロー定義を修正して正しいDestination名を指定してください。
- 結果受信キューにメッセージ受信APIを実行している業務処理開始アプリケーションが存在しない場合は、業務処理開始アプリケーションでメッセージ受信APIを実行してください。
|
フロー定義の異常処理定義およびアクティビティ定義の補償ルートの定義に従い、メッセージの退避や補償ルートの実行を行います。 |
0x464a01eb
0x464a09eb |
【意味】
内部矛盾が発生しました。
【対処】
“技術員連絡の前に”を参照して対処してください。 |
ワークユニットを停止します。 |
0x464a01e5
0x464a09e5 |
【意味】
CORBAサービスの動作環境ファイル(config)のパラメタperiod_receive_timeoutにイベントデータの待ち合わせ時間(essetcnfコマンドまたはessetcnfchnlコマンドの-wtimeで設定)より短い時間が設定されている可能性があります。
【対処】
イベントデータの待ち合わせ時間を見直してください(詳細については、“Interstage Application Serverチューニングガイド”の“チューニング方法”−“Interstageの機能を使用するためのチューニング”を参照してください)。
それでもエラーが改善されない場合は、“技術員連絡の前に”を参照して対処してください。 |
フロー定義の異常処理定義およびアクティビティ定義の補償ルートの定義に従い、メッセージの退避や補償ルートの実行を行います。 |
COMM_FAILURE |
0x464a01c1
0x464a09c1 |
【意味】
メッセージの受信処理または送信処理が、イベントチャネルに設定されたトランザクションタイムアウト時間に達したため、失敗しました。
【対処】
以下のいずれかの対処を実施してください。
- イベントチャネルに設定したローカルトランザクションのタイムアウト時間が短い場合は、タイムアウト時間を長くしてください。
- イベントチャネルに設定したローカルトランザクションのタイムアウト時間が、イベントデータの待ち合わせ時間(essetcnfコマンドまたはessetcnfchnlコマンドの-wtimeで設定)より短い場合、ローカルトランザクションのタイムアウト時間の方が大きくなるように設定してください。
- 高負荷により処理が遅延している可能性があります。サーバの負荷が高い場合は、アプリケーションの多重度を下げるか同時実行する処理を停止し、負荷を下げてください。
- メッセージ送信APIで本エラーが発生した場合は、アプリケーションが指定したコリレーションIDが、正しいことを確認してください。
|
フロー定義の異常処理定義およびアクティビティ定義の補償ルートの定義に従い、メッセージの退避や補償ルートの実行を行います。 |
0x464a01c2
0x464a09c2 |
【意味】
イベントチャネルの停止、業務処理実行アプリケーションの異常終了、または、ワークユニットが停止しました。
【対処】
以下のいずれかの対処を実施してください。
- イベントチャネルが停止した場合は、イベントチャネルを再起動してください。
- 業務処理実行アプリケーションが異常終了した場合は、アプリケーションは自動的に再起動されます。なお、本メッセージの直前に同一のコリレーションIDを示すメッセージが出力されている場合、当該メッセージの対処を実施してください。メッセージが出力されていない場合は、アプリケーションが異常終了した原因をアプリケーションの動作ログなどから調査してください。
- ワークユニットが停止した場合は、ワークユニットを再起動してください。
|
フロー定義の異常処理定義およびアクティビティ定義の補償ルートの定義に従い、メッセージの退避や補償ルートの実行を行います。 |
0x464a01c3
0x464a09c3 |
【意味】
イベントチャネルでスレッドの生成に失敗しました。
【対処】
以下のいずれかの対処を実施してください。
- システム構築シートで、CORBAサービスのconfigの見積りが正しいか確認してください。
- 高負荷によりスレッドの生成が失敗した可能性があります。サーバの負荷が高い場合は、アプリケーションの多重度を下げるか同時実行する処理を停止し、負荷を下げてください。
|
フロー定義の異常処理定義およびアクティビティ定義の補償ルートの定義に従い、メッセージの退避や補償ルートの実行を行います。 |
0x464a01c4
0x464a09c4 |
【意味】
イベントチャネルでプロセスの起動に失敗しました。
【対処】
以下のいずれかの対処を実施してください。
- システム構築シートで、CORBAサービスのconfigの“max_processes”を見直してください。
- 高負荷によりスレッドの生成が失敗した可能性があります。サーバの負荷が高い場合は、アプリケーションの多重度を下げるか同時実行する処理を停止し、負荷を下げてください。
|
フロー定義の異常処理定義およびアクティビティ定義の補償ルートの定義に従い、メッセージの退避や補償ルートの実行を行います。 |
0x464a01c5
0x464a09c5 |
【意味】
イベントチャネルのローカルトランザクション処理がタイムアウトに達しました。再度、同一のメッセージが受信される可能性があります。
【対処】
以下のいずれかの対処を実施してください。
- イベントチャネルに設定したローカルトランザクションのタイムアウト時間が短い場合は、当該アクティビティの処理時間に合わせてタイムアウト時間を長くしてください。
- 業務処理実行アプリケーションの処理に誤りがあり、アプリケーションの処理で不当に時間がかかっている場合は、アプリケーションを修正してください。
- 高負荷により処理が遅延している可能性があります。サーバの負荷が高い場合は、アプリケーションの多重度を下げるか同時実行する処理を停止し、負荷を下げてください。
|
フロー定義の異常処理定義およびアクティビティ定義の補償ルートの定義に従い、メッセージの退避や補償ルートの実行を行います。 |
0x464a01c6
0x464a09c6 |
【意味】
業務処理実行アプリケーションが異常終了しました。または、ワークユニットが停止しました。
【対処】
以下のいずれかの対処を実施してください。
- 業務処理実行アプリケーションが異常終了した場合は、アプリケーションは自動的に再起動されます。なお、本メッセージの直前に同一のコリレーションIDを示すメッセージが出力されている場合、当該メッセージの対処を実施してください。メッセージが出力されていない場合は、アプリケーションが異常終了した原因をアプリケーションの動作ログなどから調査してください。
- ワークユニットが停止した場合は、ワークユニットを再起動してください。
|
プロセスを停止します。 |
0x464a01c8
0x464a09c8 |
【意味】
不揮発運用のイベントチャネルにおいて、ユニット定義ファイルのイベントデータ用ファイルの容量を超える送信を連続して行ったため、ユニットの資源不足が発生した可能性があります。
【対処】
システム構築シートで、ユニット定義ファイルのイベントデータ用ファイルの容量を見直してください。 |
フロー定義の異常処理定義およびアクティビティ定義の補償ルートの定義に従い、メッセージの退避や補償ルートの実行を行います。 |
0x464a01c9
0x464a09c9 |
【意味】
メッセージの受信処理または送信処理が、イベントチャネルに設定されたトランザクションタイムアウト時間に達したため、失敗しました。
【対処】
以下のいずれかの対処を実施してください。
- イベントチャネルに設定したローカルトランザクションのタイムアウト時間が短い場合は、タイムアウト時間を長くしてください。
- イベントチャネルに設定したローカルトランザクションのタイムアウト時間が、イベントデータの待ち合わせ時間(essetcnfコマンドまたはessetcnfchnlコマンドの-wtimeで設定)より短い場合、ローカルトランザクションのタイムアウト時間の方が大きくなるように設定してください。
- 高負荷により処理が遅延している可能性があります。サーバの負荷が高い場合は、アプリケーションの多重度を下げるか同時実行する処理を停止し、負荷を下げてください。
|
フロー定義の異常処理定義およびアクティビティ定義の補償ルートの定義に従い、メッセージの退避や補償ルートの実行を行います。 |
IMP_LIMIT |
0x464a01b2
0x464a09b2 |
【意味】
イベントチャネルに蓄積できるデータ数が上限に達しました。送信したメッセージは、イベントチャネルに蓄積されていません。
【対処】
essetcnfコマンド、essetcnfchnlコマンドおよびesmonitorコマンドでイベントチャネルの蓄積できるデータ数が業務として妥当か確認し、以下のいずれかの対処を実施してください。
- 蓄積データ数が妥当の場合は、そのまま処理が進み満杯が解除されるのを待ってください。
- 蓄積データ数が不足している場合または頻繁に本メッセージが出力される場合は、イベントチャネルの蓄積データ数を業務に応じて増加してください。
|
フロー定義の異常処理定義およびアクティビティ定義の補償ルートの定義に従い、メッセージの退避や補償ルートの実行を行います。 |
INTERNAL |
0x464a01d0
0x464a09d0 |
【意味】
イベントサービスの内部処理でエラーが発生しました。
【対処】
apfwcollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。 |
ワークユニットを停止します。 |
NO_IMPLEMENT |
0x464a01ec
0x464a09ec
0x464a01ed
0x464a09ed |
【意味】
イベントチャネルが未起動、再起動、未作成、再作成されました。
【対処】
esmonitorコマンドでイベントチャネルの動作状況を確認し、以下のいずれかの対処を実施してください。
- イベントチャネルが未起動の場合は、起動してください。
- イベントチャネルが未作成の場合は、イベントチャネルを作成し、起動してください。
- メッセージ送信APIまたはメッセージ受信APIを実行した場合にイベントチャネルが再起動または再作成された場合は、再度APIを実行してください。業務処理実行アプリケーションにおいて本メッセージが出力された場合は、リトライ機能による復旧を待ってください。
|
プロセスを停止します。 |
0x464a01ee
0x464a09ee |
【意味】
不揮発運用のイベントチャネルが、グローバルトランザクションのトランザクションのリカバリ処理中です。
【対処】
本製品では、グローバルトランザクションをサポートしていません。システム構築シートの出力結果を元にイベントチャネルを再作成してください。 |
ワークユニットを停止します。 |
NO_MEMORY |
0x464a01e8 |
【意味】
領域獲得に失敗しました。業務処理実行アプリケーションのプロセスを強制終了します。
【対処】
不要なアプリケーションを終了し、空きメモリを増やしてください。 |
プロセスを停止します。 |
NO_RESOURCES |
0x464a01b0
0x464a09b0 |
【意味】
イベントチャネルが閉塞終了モードで停止中です。
閉塞終了モードでイベントチャネルを停止した場合、イベントチャネルにイベントデータが蓄積されている間は、イベントチャネルは停止しません。
【対処】
以下のいずれかの対処を実施してください。
- すぐにイベントチャネルを停止する場合は、esstopchnlコマンドで強制終了モードを指定してイベントチャネルを停止してください。
- 蓄積イベントデータが0件になるまで待ち合わせる場合は、業務処理実行アプリケーションの処理を継続してください。なお、イベントチャネルが停止した後で、必要に応じてイベントチャネルを再起動してください。
|
フロー定義の異常処理定義およびアクティビティ定義の補償ルートの定義に従い、メッセージの退避や補償ルートの実行を行います。 |
0x464a01b1
0x464a09b1 |
【意味】
イベントチャネルへの接続数が上限に達しました。業務処理開始アプリケーションまたは業務処理実行アプリケーションが異常終了し、イベントチャネルから切断せずに終了した可能性があります。
または、アプリケーションの多重度よりもイベントチャネルの最大蓄積数に小さな値が設定されています。
【対処】
以下のいずれかの対処を実施してください。
- イベントチャネルの最大蓄積数がアプリケーションの多重度(当該イベントチャネルにメッセージを送信するアプリケーションの多重度とメッセージを受信する場合の多重度)に比べて多い場合は、不要になった接続情報をesmonitorchnlコマンドで回収してください。
- イベントチャネルの最大蓄積数がアプリケーションの多重度に比べて小さい場合は、システム構築シートの出力結果を元にアプリケーションの多重度を少なくするか、イベントチャネルの最大接続数を多くしてください。
|
フロー定義の異常処理定義およびアクティビティ定義の補償ルートの定義に従い、メッセージの退避や補償ルートの実行を行います。 |
0x464a01b2
0x464a09b2 |
【意味】
イベントチャネルに蓄積できるデータ数が上限に達しました。送信したメッセージは、イベントチャネルに蓄積されていません。
【対処】
essetcnfコマンド、essetcnfchnlコマンドおよびesmonitorコマンドでイベントチャネルの蓄積できるデータ数が業務として妥当か確認し、以下のいずれかの対処を実施してください。
- 蓄積データ数が妥当の場合は、そのまま処理が進み満杯が解除されるのを待ってください。
- 蓄積データ数が不足している場合または頻繁に本メッセージが出力される場合は、イベントチャネルの蓄積データ数を業務に応じて増加してください。
|
フロー定義の異常処理定義およびアクティビティ定義の補償ルートの定義に従い、メッセージの退避や補償ルートの実行を行います。 |
0x464a01b3
0x464a09b3 |
【意味】
イベントチャネルが閉塞終了モードで停止中に業務処理実行アプリケーションが動作しました。
【対処】
業務処理を再開する場合は、イベントチャネルを起動してください。 |
フロー定義の異常処理定義およびアクティビティ定義の補償ルートの定義に従い、メッセージの退避や補償ルートの実行を行います。 |
0x464a01b4
0x464a09b4 |
【意味】
イベントサービスの内部処理のORB関数でエラーが発生しました。CORBAサービスが動作するための資源が不足している可能性があります。
【対処】
システム構築シートの出力結果を元にIPCおよびCORBAサービスのconfigが正しく設定されていることを確認してください。 |
フロー定義の異常処理定義およびアクティビティ定義の補償ルートの定義に従い、メッセージの退避や補償ルートの実行を行います。 |
0x464a01b5
0x464a09b5 |
【意味】
内部矛盾が発生しました。
【対処】
“技術員連絡の前に”を参照して対処してください。 |
ワークユニットを停止します。 |
0x464a01b6
0x464a09b6 |
【意味】
メッセージ受信APIの受信待ち時間が、トランザクションタイムアウトにより解除されました。または、業務処理実行アプリケーションの受信メッセージのトランザクションがタイムアウトによりロールバックされました。
【対処】
メッセージ受信APIを実行中に本エラーが発生した場合、以下のいずれかの対処を実施してください。
- 結果受信キューまたはエラーメッセージ退避キューに対応するイベントチャネルに設定したローカルトランザクションのタイムアウト時間が短い場合は、タイムアウト時間を長くしてください。
- イベントチャネルに設定したローカルトランザクションのタイムアウト時間が、イベントデータの待ち合わせ時間(essetcnfコマンドまたはessetcnfchnlコマンドの-wtimeで設定)より短い場合、ローカルトランザクションのタイムアウト時間の方が大きくなるように設定してください。
業務処理実行アプリケーションの処理中に本エラーが発生した場合、以下のいずれかの対処を実施してください。
- イベントチャネルに設定したローカルトランザクションのタイムアウト時間が短い場合は、当該アクティビティの処理時間に合わせてタイムアウト時間を長くしてください。
- 業務処理実行アプリケーションの処理に誤りがあり、アプリケーションの処理で不当に時間がかかっている場合は、アプリケーションを修正してください。なお、高負荷により処理が遅延している可能性があります。サーバの負荷が高い場合は、アプリケーションの多重度を下げるか同時実行する処理を停止し、負荷を下げてください。
|
フロー定義の異常処理定義およびアクティビティ定義の補償ルートの定義に従い、メッセージの退避や補償ルートの実行を行います。 |
0x464a01b7
0x464a09b7 |
【意味】
不揮発運用のイベントチャネルのユニット(保存先)で資源不足が発生しました。
【対処】
システム構築シートの出力結果を元にIPCおよびユニット(格納先)の設定値を見直してください。 |
フロー定義の異常処理定義およびアクティビティ定義の補償ルートの定義に従い、メッセージの退避や補償ルートの実行を行います。 |
0x464a01b8
0x464a09b8 |
【意味】
不揮発運用のイベントチャネルのユニット(保存先)に格納できるメッセージ数が上限に達しました。
【対処】
システム構築シートの出力結果を元にユニット(保存先)およびイベントチャネルを再作成してください。 |
フロー定義の異常処理定義およびアクティビティ定義の補償ルートの定義に従い、メッセージの退避や補償ルートの実行を行います。 |
0x464a01b9
0x464a09b9 |
【意味】
- 不揮発運用のイベントチャネルを使用している場合、1つのアクティビティから、同時に送信するアクティビティが8192を超えました。
- 不揮発用のイベントチャネルに送信するメッセージ長が2Mバイトを超えました。
- 1つのユニット上で動作するイベントチャネルの多重度(イベントチャネルのスレッド多重殿合計)の合計が1024を超えました。
【対処】
- 不揮発運用のイベントチャネルを使用している場合、1つのアクティビティから同報などにより同時に送信するアクティビティ数は、8192以下になるようにしてください。
- 不揮発運用のイベントチャネルを使用している場合、1つのメッセージ長は、2Mバイト以下になるようにしてください。
- 1つのユニット上で動作するイベントチャネルの多重度の合計が1024以下に設定してください。
|
フロー定義の異常処理定義およびアクティビティ定義の補償ルートの定義に従い、メッセージの退避や補償ルートの実行を行います。 |
0x464a01bb
0x464a09bb |
【意味】
メッセージを送信先のイベントチャネルが閉塞または自動閉塞されています。
【対処】
- 業務処理実行アプリケーションにおいて本エラーが発生した場合は、リトライ機能により閉塞/自動閉塞が解除されるのを待つか、閉塞/自動閉塞を解除してください。
- メッセージの送信APIで本エラーが発生した場合は、イベントチャネルの閉塞が解除されてから再度メッセージ送信APIを実行してください。
|
フロー定義の異常処理定義およびアクティビティ定義の補償ルートの定義に従い、メッセージの退避や補償ルートの実行を行います。 |
その他 |
【意味】
CORBAサービスのエラーが発生しました。
【対処】
出力されたCORBAサービスのマイナーコードに対応する対処を“Interstage Application Server メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を元に対処してください。なお、対処方法がわからない場合は、下記の対処を実施してください。それでも問題が解決しない場合は、“技術員連絡の前に”を参照して対処してください。
- CORBAサービスおよびイベントサービスが起動していることを確認し、停止している場合は起動してください。
- CORBAサービス、ネーミングサービス、インタフェースリポジトリおよびイベントチャネルが動作するサーバとの通信が正しく行われていることをpingコマンドで確認し、通信できない場合はネットワークの異常を復旧してください。
- CORBAサービスのインストールが正しく行われていることをCORBAサービスのサンプルプログラムが正しく動作することで確認し、正しくインストールしていない場合は、本製品を再インストールしてください。
- メモリ、IPC資源、CORBAサービスのconfigがシステム構築シートやチューニングガイドを元に正しく設定されていることを確認し、不足がある場合は、資源を追加してください。
- CORBAサービスとイベントチャネルのタイムアウトの関係が誤っていないか“Interstage Business Application Server チューニングガイド”を元に確認し、誤っている場合は正しい関係になるよう修正してください。
- 環境変数の設定に誤りがないか“Interstage Business Application Server セットアップガイド”で確認し、環境変数の設定値が誤っている場合や不足している場合は、正しい環境変数を指定しなおしてください。
- サーバが高負荷状態の場合、メモリ不足や処理の遅延でエラーが発生している可能性があります。CPUの使用率やメモリの使用率が90%以上になっている場合、アプリケーションの多重度を下げたり、一時的に特定の処理を行うプロセスを停止したりすることでサーバの負荷を下げてください。
|
ワークユニットを停止します。 |
メッセージに含まれる文字列 |
対処方法 |
“jms1200” |
“Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“アプリケーション連携実行基盤で発生するトラブルの一覧”の“環境変数の設定”、および“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“非同期アプリケーション連携実行基盤編”の“実行環境の構築”の“業務処理開始アプリケーションの環境作成(Java)”を参照して、環境変数の設定を見直してください。 |
“jms2112” |
キューのトランザクションとコネクションファクトリのトランザクション種別が異なる可能性があります。キューとコネクションファクトリのトランザクション種別を見直してください。 |
“jms2113” |
キューの蓄積可能なデータ数の上限を超えている場合、滞留しているデータが減少するのを待つか、イベントデータ蓄積最大数を増やしてください。
キューの蓄積可能なイベントデータ用ファイル容量の上限を超えている場合、送信するメッセージのサイズを縮小するか、不揮発化運用時のイベントデータ用ファイル容量の数値を増やしてください。 |
“jms2573” |
イベントチャネルが閉塞されています。閉塞を解除してください。
イベントチャネルの閉塞解除方法は管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [リソース] > [JMS] > [イベントチャネル] で、解除を行うチャネルの閉塞解除ボタンを押すか、eschgblockコマンドを使用して閉塞解除してください。eschgblockコマンドの詳細は“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照ください。 |
“jms2560” |
イベントチャネルが起動されていません。イベントチャネルを起動してください。イベントチャネルの起動方法は管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [リソース] > [JMS] > [イベントチャネル] で、起動するチャネルグループのチェックボックスにチェックを入れて起動ボタンを押すか、esstartchnlコマンドを使用して起動してください。esstartchnlコマンドの詳細は“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照ください。 |
“jms2561” |
イベントチャネルが起動されていない可能性があります。イベントチャネルが未起動である場合は起動してください。イベントチャネルが停止処理中である場合は、停止後に起動してください。
イベントチャネルの起動方法は管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [リソース] > [JMS] > [イベントチャネル] で、起動するチャネルグループのチェックボックスにチェックを入れて起動ボタンを押すか、esstartchnlコマンドを使用して起動してください。esstartchnlコマンドの詳細は“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照ください。 |
“jms2563” |
“jms3038” |
メッセージ送信のタイムアウトを超えている可能性があります。再度メッセージを送信してください。再度メッセージを送信しても同じエラーが発生する場合、ローカルトランザクションのタイムアウト時間を増やしてください。 |
“jms6100” |
ネットワークケーブルに物理的問題がある可能性があります。ネットワークの接続が正常であるか確認してください。 |
“jms6101” |
Destinationに関連付けられたイベントチャネルが存在しません。apfwinfodstコマンドを使用して、Destination名の定義情報を参照し、正しく登録されているかを確認してください。(Destination名の定義情報を参照するには、apfwinfodstコマンドのパラメタにDestination名を指定してください)
登録されていない場合は、Destinationを作成してください。
apfwinfodstコマンドの詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
Destinationの作成については、“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“非同期アプリケーション連携実行基盤編”の“実行環境の構築”の“キューの作成”を参照してください。 |
“Cannot instance class:” |
“Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“アプリケーション連携実行基盤で発生するトラブルの一覧”の“環境変数の設定”、および“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“非同期アプリケーション連携実行基盤編”の“実行環境の構築”の“業務処理開始アプリケーションの環境作成(Java)”を参照して、環境変数の設定を見直してください。 |
“jms2550” |
分散トランザクションのタイムアウトが発生している可能性があります。再度メッセージを送信してください。再度メッセージを送信しても同じエラーが発生する場合は、Interstage管理コンソールの[システム] > [環境設定]タブで、トランザクションタイムアウト時間を増やしてください。 |
上記以外の場合 |
以下を確認してください。
- “Interstage Application Server メッセージ集”を参照して、“jms”から始まるエラーコードの値から原因を取り除いてください。
- CORBAサービスが停止している場合、CORBAサービスを起動してください。
- “Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“アプリケーション連携実行基盤で発生するトラブルの一覧”の“環境変数の設定”、および“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“非同期アプリケーション連携実行基盤編”の“実行環境の構築”の“業務処理開始アプリケーションの環境作成(Java)”を参照して、環境変数の設定を見直してください。
- イベントチャネルの起動状態を確認してください。イベントチャネルが未起動である場合、起動してください。
イベントチャネルの起動方法は管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [リソース] > [JMS] > [イベントチャネル] で、起動するチャネルグループのチェックボックスにチェックを入れて起動ボタンを押すか、esstartchnlコマンドを使用して起動してください。esstartchnlコマンドの詳細は“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照ください。
- java.lang.OutOfMemoryErrorが発生した可能性があります。Javaヒープのチューニング内容を見直してください。
OutOfMemoryErrorの対処の詳細については、“Interstage Application Server チューニングガイド”の“JDK/JREのチューニング”の“java.lang.OutOfMemoryErrorがスローされた場合”を参照してください。
問題が解決しない場合は、“技術員連絡の前に”を参照して対処してください。 |