Interstage Job Workload Server インストールガイド
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第1部 サーバパッケージ> 第3章 サーバパッケージのインストール作業> 3.2 インストールシェルによるインストール(Solarisの場合)

3.2.2 インストールシェルの対話手順

サーバパッケージのインストールシェルを起動したあとは、以下の対話処理を行ってください。

  1. パッケージ格納ディレクトリの指定
    パッケージを格納するディレクトリを指定します。省略値を選択する場合は、そのまま[Enter]キーを押してください。
    インストールディレクトリを指定してください。 (省略:/opt) [?,q]:
    定義ファイルディレクトリを指定してください。 (省略:/etc/opt) [?,q]:
    テンポラリファイルディレクトリを指定してください。 (省略:/var/opt) [?,q]:

  2. 高信頼性ログの格納文字コード系を選択してください。文字コードの選択肢は選択可能な文字コード系だけ表示されます。ここではそのまま[Enter]キーを押して省略値を選択してください。
    高信頼性ログの格納文字コード系を選択してください。(1:EUC_S90 2:SJIS 3:UTF-8) (省略:1) [1,2,3,q]:


    すでに Symfoware Server Enterprise Extended Editionまたは、Symfoware Server Enterprise Editionがインストールされている場合、上記メッセージは表示されません。
    高信頼性ログの格納文字コード系は、システムロケールと同じ文字コード系を選択してください。システムロケールと異なる文字コード系を選択した場合は、高信頼性ログにアクセスできない場合があります。

  3. 高信頼性ログのメモリ空間を選択してください。省略値を選択する場合は、そのまま[Enter]キーを押してください。
    高信頼性ログ Server機能のメモリ空間を選択してください。(1:32bit 2:64bit) (省略:1) [1,2,q]:


    高信頼性ログのメモリ空間は64ビットメモリ空間を使用することにより、高信頼性ログ取得の多重容量が向上します。大規模モデルにおける選択では、64ビットメモリ空間の使用を推奨します。
    中小規模モデルではより少ない資源で動作する32ビットメモリ空間を推奨します。

    すでに Symfoware Server Enterprise Extended Editionまたは、Symfoware Server Enterprise Editionがインストールされている場合、上記メッセージは表示されません。
    また、上記メッセージの応答後、以下の対話メッセージが出力された場合には、“1”を入力して[Enter]キーを押すか、そのまま[Enter]キーを押してください。

    高信頼性ログ機能のクラスタ運用種別を選択してください。(1:非クラスタ運用 2:フェイルオーバ運用) (省略:1) [1,2,q]:


  4. CORBAサービスのポート番号を入力してください。省略値を採用する場合はそのまま[Enter]キーを押してください。中止する場合は、“q”を入力して[Enter]キーを押してください。
    CORBAサービスのポート番号を指定してください。(省略: 8002) [?,q]:  

  5. Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を指定してください。省略値を採用する場合はそのまま[Enter]キーを押してください。
    Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を指定してください。(省略: 80) [?,q]:  


  6. Interstage管理コンソールのポート番号を指定してください。省略値を採用する場合はそのまま[Enter]キーを押してください。
    Interstage管理コンソールのポート番号を指定してください。(省略: 12000) [?,q]:  


  7. Interstage管理コンソールにおけるSSL暗号化通信の使用について入力してください。省略値を採用する場合はそのまま[Enter]キーを押してください。
    Interstage管理コンソールでSSL暗号化通信を使用するか選択してください。(省略: n) [y,n,q]:  


  8. Interstage管理コンソールに表示するメッセージに対するマニュアルをインストールするか選択してください。省略値を採用する場合はそのまま[Enter]キーを押してください。
    Interstage管理コンソールでメッセージマニュアルを使用するか選択してください。(省略: y) [y,n,q]:  


  9. インストール情報が以下のように表示されます。内容を確認し、表示された情報でインストールを開始する場合は、“y”を入力して [Enter]キーを押してください。中止する場合は、“n”または“q”を入力して[Enter]キーを押してください。
    インストール情報:
        インストールパッケージ:
            FSUNtd FJSVisas FSUNextp FSUNod FJSVwebc FJSVibsee FJSVjdk14 FJSVsclr FJSVsmee 
    FSUNssll FJSVjs2su FJSVisscs FJSVes FJSVihs FJSVisjmx FJSVejb FJSVjms FJSVj2ee FJSVjs4 
    FJSVisgui FJSVapcef FJSVapclg FJSVibsap FJSVibscm FJSVibssc FJSVibsac FJSVxmlpc FJSVibsbc 
    FJSVibsba FJSVibsbd FJSVibsbx FJSVsymee FSUNiconv FSUNrdb2b FJSVrdbap FJSVrdbdb FJSVsymjd
    
        インストールディレクトリ:                           /opt
        定義ファイルディレクトリ:                           /etc/opt
        テンポラリファイルディレクトリ:                     /var/opt
    
        高信頼性ログServer機能:                             インストールする
        高信頼性ログ機能の文字コード系:                     EUC_S90
        高信頼性ログ機能のメモリ空間:                       32bit
    
        CORBAサービスのポート番号:                          8002
    
        Interstage管理コンソールのポート番号:               12000
        Interstage管理コンソールのSSL使用有無:              使用しない
        Interstage管理コンソールのメッセージマニュアル有無: インストールする
    
        JDKまたはJRE:                                       JDK
    
        Webサーバ(Interstage HTTP Server)のホスト名:        sol3007
        Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号:      80
    
    インストールを開始しますか? [y,q]:  y

    ※上記例では、1レコードを途中で折り返すようにしている箇所があります。

  10. インストールディスク2枚目、3枚目、4枚目への入れ替え
    インストール中にインストールディスク2枚目、3枚目、および4枚目に切替えを促すメッセージが表示されます。ディスクを入れ替えてから“1”を入力して[Enter]キーを押してください。

    インストールディスク2枚目のCDを挿入してください。(1: 継続, q: 停止) [1,q]:


  11. インストールが正常に終了した場合に出力される、メッセージの出力例を以下に示します。
    "Interstage Job Workload Server"の自動セットアップを開始します。
    
    UX:isautosetup: 情報: is30199:コマンドが正常に終了しました
    UX:extp: 情報: EXTP0901: 業務システムの作成が完了しました: SYSTEM=td001
    
    "Interstage Job Workload Server"の自動セットアップが終了しました。
    "Interstage Job Workload Server"のインストールが終了しました。

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