Interstage Job Workload Server リファレンス
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第4章 保守コマンド

4.1 btfwbackup(バッチ実行基盤の環境の退避)

■名前

btfwbackup − バッチ実行基盤の環境の退避

■形式

btfwbackup -d 格納先ディレクトリ名

■機能説明

現在運用中のバッチ実行基盤の環境を、指定した格納先ディレクトリに退避します。
退避対象は以下のとおりです。
その他の、マルチ言語ワークユニット、イベントチャネルなどの、Interstage Application Serverの環境については、対応するコマンドを使用して退避してください。

■オプション

-d 格納先ディレクトリ名

運用中のバッチシステム環境情報を格納するディレクトリ名を指定します。指定方法には以下の種類があります。
相対パスで指定した場合は、カレントディレクトリからの相対パスになります。
指定した格納先ディレクトリは、本コマンド実行前に以下のアクセス権で作成しておく必要があります。

所有者

root

グループ

root

権限

0700

■実行可能ユーザ

システム管理者(スーパユーザ)

■使用例

バッチシステム環境を退避します。
# btfwbackup -d batchfw
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03202: Started backup. : NAME='FJSVibsba'
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03203: Completed backup. : NAME='FJSVibsba'
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03202: Started backup. : NAME='FJSVibsbx'
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03203: Completed backup. : NAME='FJSVibsbx'
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03202: Started backup. : NAME='FJSVibsbd'
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03203: Completed backup. : NAME='FJSVibsbd'
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03202: Started backup. : NAME='FJSVibsbc'
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03203: Completed backup. : NAME='FJSVibsbc'
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03200: Completed batch system backup.

■コマンドの復帰コード

0:正常終了
上記以外:異常終了

■注意事項


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