Interstage Job Workload Server リファレンス |
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第4章 保守コマンド |
btfwbackup − バッチ実行基盤の環境の退避
btfwbackup -d 格納先ディレクトリ名
現在運用中のバッチ実行基盤の環境を、指定した格納先ディレクトリに退避します。
退避対象は以下のとおりです。
- バッチ受付サービス関連(FJSVibsba)の設定情報
- バッチ実行サービス関連(FJSVibsbx)の設定情報
- バッチジョブ管理機能関連(FJSVibsbd)の設定情報
- バッチ共通関連(FJSVibsbc)の設定情報
- ジョブスプール関連の設定情報
その他の、マルチ言語ワークユニット、イベントチャネルなどの、Interstage Application Serverの環境については、対応するコマンドを使用して退避してください。
-d 格納先ディレクトリ名
運用中のバッチシステム環境情報を格納するディレクトリ名を指定します。指定方法には以下の種類があります。
- 絶対パス:500バイト以内で指定します。
- 相対パス:500バイト以内で指定します。
相対パスで指定した場合は、カレントディレクトリからの相対パスになります。
指定した格納先ディレクトリは、本コマンド実行前に以下のアクセス権で作成しておく必要があります。
所有者
root
グループ
root
権限
0700
システム管理者(スーパユーザ)
バッチシステム環境を退避します。
# btfwbackup -d batchfw FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03202: Started backup. : NAME='FJSVibsba' FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03203: Completed backup. : NAME='FJSVibsba' FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03202: Started backup. : NAME='FJSVibsbx' FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03203: Completed backup. : NAME='FJSVibsbx' FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03202: Started backup. : NAME='FJSVibsbd' FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03203: Completed backup. : NAME='FJSVibsbd' FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03202: Started backup. : NAME='FJSVibsbc' FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03203: Completed backup. : NAME='FJSVibsbc' FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 03200: Completed batch system backup. |
0:正常終了
上記以外:異常終了
以下に、ディスク使用量を調べる、duコマンドの使用例を示します。
du -hs /etc/opt/FJSVibsbc |
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