Interstage Job Workload Server リファレンス
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第3章 環境定義コマンド

3.10 btfwaltqdef(ジョブキューの定義変更)

■名前

btfwaltqdef − ジョブキューの定義変更

■形式

btfwaltqdef 《[-m ジョブの多重度] [-s {投入可能ジョブ数 | nocheck}] [-t {実行経過時間制限値 | nocheck}] [-Q]》 ジョブキュー名

■機能説明

指定したジョブキューの定義を変更します。
変更可能な情報は以下のとおりです。
変更する情報は最低1個指定する必要があります。
指定したジョブキュー名は存在している必要があります。

■オプション

-m ジョブの多重度

ジョブの多重度を1〜64の範囲で指定します。

-s {投入可能ジョブ数 | nocheck}

ジョブキューの投入可能なジョブ数を指定します。
指定値は以下のとおりです。

指定値

内容

0〜99,999

指定値を指定ジョブキューに対する投入可能ジョブ数とします。

nocheck

投入可能ジョブ数の確認はジョブキュー単位に行わず、ジョブスプールの投入可能ジョブ数で行います。

-t {実行経過時間制限値 | nocheck}

ジョブキューのジョブの実行経過時間制限値を指定します。

指定値

内容

1〜99,999,999

指定値を指定ジョブキューに対するジョブの実行経過時間制限値とします。単位は秒です。

nocheck

ジョブの実行経過時間を監視しません。

-Q

指定したジョブキューをデフォルトジョブキューとして定義します。ジョブの投入時にジョブキュー名を省略した場合、ジョブはこのデフォルトジョブキューにキューイングされます。
すでに他のジョブキューがデフォルトジョブキューとして定義されている場合、デフォルトジョブキューは、本コマンド実行時に指定したジョブキューに切り替わります。

■オペランド

ジョブキュー名

対象のジョブキュー名を指定します。

■実行可能ユーザ

システム管理者(スーパユーザ)

■使用例

ジョブキューの投入可能ジョブ数を変更します。
# btfwaltqdef -s 100 que001
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 06392: Completed altering jobqueue.

■コマンドの復帰コード

0:正常終了
上記以外:異常終了

■注意事項


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