Interstage Job Workload Server 運用ガイド |
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第4章 保守 | > 4.4 バッチサーバ環境の変更 |
バッチ業務の変更には以下があります。
バッチ業務の変更により、各ジョブの実行時間が変わることで、以下についても変わる場合があります。
バッチ業務を変更するときは、上記のことも十分考慮して行ってください。
特に、同時に複数のジョブネットが稼働するバッチ業務などは、注意してください。
バッチ業務の変更により、同時に実行するジョブや、同時に実行されるジョブの数が変わることについて以下に図で説明します。
バッチ業務の変更前と変更後で、変化が発生した場合は、以下のことに注意してバッチ業務のスケジューリングを行ってください。
同時実行されるジョブ数が増加する場合は、必要に応じて以下のバッチサーバ環境の設定を変更してください。
ジョブの実行環境の変更は、“Interstage Job Workload Server セットアップガイド”の“バッチサーバ環境の設定変更”を参照してください。
対象ジョブキュー内で同時実行するジョブの数が増加し、設定したジョブの多重度を超えた場合、同時実行するジョブの一部が実行待ちとなり、バッチ業務の運用が遅延します。
また、同時実行するジョブが減る場合、ジョブの実行環境に必要以上の実行プロセスが常駐することになるので、以下のバッチサーバ環境の設定を変更してください。
ジョブの多重度を変更するには、ジョブの実行環境の再セットアップが必要となります。
ジョブの多重度を増やす場合は、バッチサーバのCPUやメモリ量などの資源を考慮してください。
ジョブの多重度の変更は、“Interstage Job Workload Server セットアップガイド”の“ジョブの多重度の変更”を参照してください。
バッチ業務を見直した結果、バッチジョブ定義の追加または更新により、バッチジョブが使用するファイル容量の変更が必要な場合があるため、ファイル資源専用のファイルシステムの見直しが必要です。
ファイル資源専用のファイルシステムの見直しは、“Interstage Job Workload Server セットアップガイド”の“ファイルシステムの設計”を参照してください。
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