NetCOBOL Studio 使用手引書 V9.0 |
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第9章 リモート開発機能 | > 9.4 メイクファイル生成 | > 9.4.2 メイクファイルの生成条件の変更 |
[オプション設定]ダイアログボックスで[翻訳オプション]タブを選択すると、翻訳オプションを変更することができます。
項目 |
説明 |
---|---|
翻訳オプション |
メイクファイル中でCOBOLソースの翻訳時に使用する翻訳オプションが表示されます。 |
追加 |
翻訳オプションを追加します。 [翻訳オプションの追加]ダイアログボックスでは、[翻訳オプション]で追加したいオプションを選択し、[追加]ボタンを選択することで、翻訳オプションを追加します。 |
変更 |
[翻訳オプション]で選択された翻訳オプションを変更します。 |
削除 |
[翻訳オプション]で選択された翻訳オプションを削除します。 |
初期化 |
プロジェクトのプロパティの[ビルド]ページの[翻訳オプション]タブで指定された値に初期化します。 |
その他の翻訳オプション |
[翻訳オプションの追加]ダイアログボックスで追加できない翻訳オプションを指定します。 |
[オプション設定]ダイアログボックスの[翻訳オプション]タブでは、プロジェクトのプロパティの[ビルド]ページの[翻訳オプション]タブで扱えない、リモート開発固有の翻訳オプションを扱うことができます。
リモート開発固有の翻訳オプションには、以下の翻訳オプションがあります。
たたし、Windows(Itanium)ではLALIGN翻訳オプションだけが使用できます。
ローカルPCとサーバで翻訳オプションの指定形式が異なる、以下の翻訳オプションがあります。
RCS翻訳オプションの指定形式が異なるのはLinux(Itanium)だけです。SolarisとLinux(x86)ではRCS翻訳オプションは指定できません。
リモート開発固有の翻訳オプションの詳細について説明します。
実行時に翻訳時の日本語コード系のチェックを行う(CODECHK)か、行わない(NOCODECHK)かを指定します。
日本語のコード系に依存しないプログラム(シフトJIS/EUC/Unicode共通プログラム)を作成する場合、NOCODECHKを指定する必要があります。
項目 |
説明 |
|
---|---|---|
実行時の日本語コード系チェックの指定 |
実行時に翻訳時の日本語コード系のチェックを行うか、行わないかを指定します。 初期値では[実行時に翻訳時のコード系とのチェックを行う]が選択されます。 |
|
実行時に翻訳時のコード系とのチェックを行う |
実行時に翻訳時の日本語コード系のチェックを行います。 |
|
実行時に翻訳時のコード系とのチェックを行わない |
実行時に翻訳時の日本語コード系のチェックを行いません。 |
以下のソースプログラムをUnicode環境で翻訳した時、コンパイラが付加/置換する全角ハイフンをシステム標準(DUPCHAR(STD))とするか、拡張文字(DUPCHAR(EXT))とするかを指定します。
項目 |
説明 |
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---|---|---|
重複文字の扱い |
重複文字の扱いを指定します。 初期値では[STD]が選択されています。 |
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STD |
全角ハイフンをシステム標準とします。 |
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EXT |
全角ハイフンを拡張文字とします。 |
EUCまたはシフトJISの全角ハイフンをUnicodeにコード変換した時、システム標準のiconvを使用して変換した場合とInterstage Charset Managerの標準コード変換を使用して変換した場合とで結果が異なります。
システム標準のiconvを使用して変換した場合にはDUPCHAR(STD)を、Interstage Charset Managerの標準コード変換を使用して変換した場合にはDUPCHAR(EXT)を指定してください。
文字定数および英字・英数字項目内のカナ文字のコード系を指定します。
項目 |
説明 |
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---|---|---|
文字コードの扱い |
文字コードの扱いを指定します。 初期値では[EUC]が選択されます。 |
|
EUC |
カナ文字の文字コードは、2バイトコード(EUC)となります。 |
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JIS8 |
カナ文字の文字コードは、1バイトコード(JIS)となります。 |
連絡節に宣言されたデータを参照する場合、8バイトの整列境界にあっていることを前提としたオブジェクトを生成する(LALIGN)か、前提としないオブジェクトを生成する(NOLALIGN)かを指定します。
なお、整列境界が8バイト境界にあっていることを前提としたオブジェクトを生成する場合、データの処理速度が向上します。
項目 |
説明 |
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---|---|---|
連絡節のデータ宣言の扱い |
連絡節のデータ宣言の扱いを指定します。 初期値では[整列境界が8バイトの整列境界にあっていることを前提としない]が選択されます。 |
|
整列境界が8バイトの整列境界にあっていることを前提とする |
整列境界が8バイトの整列境界にあっていることを前提とします。 |
|
整列境界が8バイトの整列境界にあっていることを前提としない |
整列境界が8バイトの整列境界にあっていることを前提としません。 |
RCS翻訳オプションはローカルPCとLinux(Itanium)では指定形式が異なります。ここでの説明はサーバがLinux(Itanium)の場合に表示されるダイアログの説明です。
Unicode環境での日本語項目の表現形式はUCS-2です。このときエンディアンをビッグエンディアンとするか、リトルエンディアンとするかを指定します。
項目 |
説明 |
|
---|---|---|
Unicode環境での日本語項目の表現形式 |
UCS-2のエンディアンを指定します。 初期値では[LE]が選択されます。 |
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BE |
UCS-2のエンディアンをビッグエンディアンとします。 |
|
LE |
UCS-2のエンディアンをリトルエンディアントします。 |
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