NetCOBOL Studio 使用手引書 V9.0
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5.11 正書法
COBOLエディタでCOBOLソースプログラムを作成、または変更する際、ファイルの形式は正書法で指定された規則に従います。
COBOLエディタでサポートする正書法には以下の2つの形式があります。
正書法の形式を設定する
以下の手順で正書法の形式を設定します。
- メニューバーから[ウィンドウ] > [設定]を選択すると[設定]ダイアログボックスが表示されます。
- 左のペインから[COBOL] > [エディタ]を選択すると[エディタ]ページが表示されます。
- [正書法]タブを選択します。[正書法]ページが表示されます。
- [正書法の設定]で[固定長形式]または[可変長形式]を選択します。
固定長形式でのCOBOLエディタの動作
固定長形式でのCOBOLエディタの動作は以下のとおりです。
- COBOLエディタの1〜6列目は行番号に使用されます。これを一連番号と呼びます。
- 7列目はインジケータ列として使用されます。
- インジケータ領域に"/"や"D"または"d"、"*"が存在するとき、その行がコメント行であることを表します。
インジケータ領域中の"D"または"d"の文字は、それに続くテキストがデバッグ関連の情報であることを示します。このオプションはデバッグモードでのビルドを行った場合に有効となります。
- 8〜11列目は"A領域"、12〜72列目は"B領域"として使用されます。
- 73列目以降は"プログラム識別領域"として使用されます。
可変長形式でのCOBOLエディタの動作
可変長形式でのCOBOLエディタの動作は以下のとおりです。
- COBOLエディタの1〜6列目は行番号に使用されます。これを一連番号と呼びます。
- 7列目はインジケータ列として使用されます。
- インジケータ領域に"/"や"D"または"d"、"*"が存在するとき、その行がコメント行であることを表します。
インジケータ領域中の"D"または"d"の文字は、それに続くテキストがデバッグ関連の情報であることを示します。このオプションはデバッグモードでビルド行った場合に有効となります。
- 8〜11列目は"A領域"、12〜250列目は"B領域"として使用されます。
- 251列目以降は入力したテキストはコメントとして扱われます。

正書法の形式は変更することが可能です。ファイルの変更内容を保存していない場合、正書法を変更する前にファイルの保存を指示するメッセージが表示されます。
ファイルの変更を保存してから正書法を変更する場合は[はい]ボタンを、ファイルの変更を保存しないで正書法を変更する場合は[いいえ] ボタンを選択します。
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