Symfoware Active DB Guard 運用ガイド - Linux -
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第2章 異常時の運用> 2.19 RLPの再作成

2.19.2 複写先システムのRLP再作成手順

複写先システムのRLP再作成の操作の流れを以下に示します。

■操作の手順

■複写先システム

  1. rdbbcofflineコマンドを実行して、再作成対象のRLPを終了オフラインにします。

    $ rdbbcoffline -p RLP名 -m term
  2. 運用中に複写元システムより転送されたすべてのRLC退避ファイルを削除します。

  3. RERUNログ引継ぎファイルを削除します。

  4. RERUNログ抽出ファイルを削除します。

  5. 再作成対象RLPに対応するRLP管理オブジェクトを削除します。

  6. Symfoware Serverのrdbstopコマンドを実行して、SymfowareServerを停止します。

  7. rdbbcrlpコマンドを実行して、すべてのRLMとRLCを削除します。

    $ rdbbcrlp -E -p RLP名
  8. ACMのswsrpstatコマンドを実行し、RLMのボリュームの状態を確認してください。
    等価性コピーのセッションが残っている場合、以下を実施して等価性コピーを解除します。

    ACMのswsrpmakeコマンドの-jオプションおよびACMのswsrpcancelコマンドを実行してください。
    ACMのswsrpcancelコマンドを実行してください。
  9. RLPを作成します。

  10. Symfoware Serverのrdbstartコマンドを実行して、Symfoware Serverを起動します。

  11. 再作成対象RLPに対応するRLP管理オブジェクトを作成および初期化します。

  12. 再作成対象のRLPが属するロググループ配下のDSIと順序について、システム間の関連付けを行います。

  13. 再作成対象RLPに対応するRERUNログ引継ぎファイルを作成します。

  14. 再作成対象のRLPが属するロググループ配下のDSIについて、全件複写を行います。

  15. 再作成対象のRLPが以下の場合には、順序番号の同期合わせを行います。


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