Symfoware Active DB Guard 運用ガイド - Linux - |
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第2章 異常時の運用 | > 2.19 RLPの再作成 |
複写先システムのRLP再作成の操作の流れを以下に示します。
rdbbcofflineコマンドを実行して、再作成対象のRLPを終了オフラインにします。
$ rdbbcoffline -p RLP名 -m term |
運用中に複写元システムより転送されたすべてのRLC退避ファイルを削除します。
標準運用の場合:OSコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
RERUNログ引継ぎファイルを削除します。
標準運用の場合:OSコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
RERUNログ抽出ファイルを削除します。
標準運用の場合:OSコマンドを使用します。
標準セキュリティ運用の場合:Symfoware Serverのrdbclrfコマンドを使用します。
再作成対象RLPに対応するRLP管理オブジェクトを削除します。
Symfoware Serverのrdbstopコマンドを実行して、SymfowareServerを停止します。
rdbbcrlpコマンドを実行して、すべてのRLMとRLCを削除します。
$ rdbbcrlp -E -p RLP名 |
ACMのswsrpstatコマンドを実行し、RLMのボリュームの状態を確認してください。
等価性コピーのセッションが残っている場合、以下を実施して等価性コピーを解除します。
ボリュームの状態が"halt"の場合
ACMのswsrpmakeコマンドの-jオプションおよびACMのswsrpcancelコマンドを実行してください。
上記以外の場合
ACMのswsrpcancelコマンドを実行してください。
RLPを作成します。
Symfoware Serverのrdbstartコマンドを実行して、Symfoware Serverを起動します。
再作成対象RLPに対応するRLP管理オブジェクトを作成および初期化します。
再作成対象のRLPが属するロググループ配下のDSIと順序について、システム間の関連付けを行います。
再作成対象RLPに対応するRERUNログ引継ぎファイルを作成します。
再作成対象のRLPが属するロググループ配下のDSIについて、全件複写を行います。
再作成対象のRLPが以下の場合には、順序番号の同期合わせを行います。
スケーラブルログ運用でない場合
スケーラブルログ運用の場合に、再作成対象のRLPがシステムロググループに作成されている場合
複写先システムのRLPを再作成する場合は、対応する複写元システムのRLPも再作成する必要があります。
RLPを再作成した後は、以前のRLC退避ファイルを入力にRERUNログ抽出を行うことはできません。
終了オフラインにしたRLPを再利用するには、RLPの再作成が必要です。
RLMとRLCの配置先ローデバイスは、再作成前のRLPと同一にします。
RLP管理オブジェクトの削除については“設計・セットアップガイド"の“RLP管理オブジェクトの削除”を参照してください。
ACMのswsrpstatコマンドおよびswsrpmakeコマンド、swsrpcancelコマンドの詳細については“ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書"を参照してください。
RLPの作成については“設計・セットアップガイド"の“RLMの作成”および“RLCの作成”を参照してください。
RLP管理オブジェクトの作成および初期化については“設計・セットアップガイド"の“BC管理DBの作成”を参照してください。
RERUNログ引継ぎファイルの作成については“設計・セットアップガイド”の“RERUNログ引継ぎファイルの作成”を参照してください。
システム間の関連付けについては“設計・セットアップガイド"の“システム間のデータベース資源の関連付け”を参照してください。
全件複写についてはについては“設計・セットアップガイド"の“全件複写によるデータの移行”を参照してください。
Symfoware Serverのrdbstartコマンドおよびrdbstopコマンド、rdbclrfコマンドの詳細については“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。
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