Symfoware Active DB Guard 運用ガイド - Linux -
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第2章 異常時の運用> 2.16 Symfoware Serverのダウン

2.16.1 複写元システムのSymfoware Serverのダウン

Symfoware Serverのダウンが発生しても、次回のSymfoware Server起動時に、RERUNログは自動的にダウンリカバリが行われます。また前回オンライン状態であった場合は、自動的にオンライン状態になります。この後でrdbbcrlcコマンドによるRLC退避を開始してください。

RLC退避処理中にSymfoware Serverがダウンした場合は、RLCの退避が完了しているかどうかを確認する必要があります。RLCの退避が完了していない場合は、RLCの退避を再実行してください。手順を以下に示します。
  1. rdbbcrlpコマンドを実行してRLPの運用情報を表示し、Symfoware Serverがダウンする前に作成したRLC退避ファイルに対応するRLCの状態を確認します。

    $ rdbbcrlp -V -O -p RLP名 
  2. 退避情報(Backup)が“complete”のRLCはRLCの退避が完了しています。

  3. 退避情報(Backup)が“-”のRLCはRLCの退避が完了していません。対応するRLC退避ファイルを削除してRLCの退避を再実行してください。


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