Symfoware Active DB Guard 運用ガイド - Linux -
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第2章 異常時の運用> 2.9 複写元システムのRLC退避> 2.9.2 RLC退避実行時のRLC障害

2.9.2.1 複写先システムのRERUNログの抽出処理が正常終了した場合

複写元システムのRLC退避実行時にRLC障害が発生した場合でも、複写先システムで対象のRLCからのRERUNログ抽出処理が正常に終了していれば、バックアップセンタ運用は継続できます。
障害が発生したRLCは退避できないため、対象のRLCを破棄して次のRLCからRLC退避を再開してください。

RLC退避実行時のRLC障害の発生からの操作の流れを以下に示します。

■操作の手順

■複写元システム

  1. ディスク障害などのメッセージを確認します。

  2. rdbbcrlpコマンドを実行し、複写先システムで対象のRLCからのRERUNログ抽出が正常終了していることを確認します。

    rdbbcrlp -V -O -p RLP名
  3. rdbbcrlcコマンドを実行し、対象のRLCを破棄します。

    $ rdbbcrlc -P -p RLP名
  4. 次の通番のRLCからRLC退避を再開します。

障害が発生したRLCが循環使用された際にRLC障害を繰り返す場合、デバイスに障害が発生している可能性があります。デバイスの状態を確認してください。

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