Symfoware Active DB Guard 運用ガイド - Linux -
目次 索引 前ページ次ページ

第2章 異常時の運用> 2.6 複写元システムのRDBシステムファイルの異常

2.6.1 複数のデータベース資源が破壊された場合のリカバリ手順

複数または全体のSymfoware/RDBの資源が破壊された場合は、以下の順番に従ってリカバリします。

[表:複数のデータベース資源が破壊された場合のリカバリの順番と参照先]

リカバリの順番

資源種別

リカバリ方法の参照先

1

ロググループ管理ファイル

Symfoware Server RDB運用ガイドおよび
Symfoware Server クラスタ導入運用ガイド
“ロググループ管理ファイルのリカバリ”

2

ログ管理ファイル

ログ管理ファイルのリカバリ(Symfoware Serverの停止中)”、
Symfoware Server RDB運用ガイドおよび
Symfoware Server クラスタ導入運用ガイド
“ログ管理ファイルのリカバリ”

3

アーカイブログファイル

Symfoware Server RDB運用ガイドおよび
Symfoware Server クラスタ導入運用ガイド
“アーカイブログファイルのリカバリ”

4

テンポラリログファイル

テンポラリログファイルのリカバリ”、
Symfoware Server RDB運用ガイドおよび
Symfoware Server クラスタ導入運用ガイド
“テンポラリログファイルのリカバリ”

5

BC ログ管理ファイル

BCログ管理ファイルの異常

6

RDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイル

Symfoware Server RDB運用ガイドおよび
Symfoware Server クラスタ導入運用ガイド
“RDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルのリカバリ”

7

監査ログデータベース

Symfoware Server RDB運用ガイドおよび
Symfoware Server クラスタ導入運用ガイド
“監査ログデータベースのリカバリ”

8

データベース

Symfoware Server RDB運用ガイド
“媒体障害からのリカバリ”または
“データベースのリカバリ”

なお、Symfoware/RDB停止中にアーカイブログファイルをリカバする場合は、リカバリの前後で以下の作業を実施してください。

[リカバリ前]

rdbbclogコマンドを実行して、BCログ管理ファイルを再作成します。
rdbbclog -M -r

[リカバリ後]

rdbbcrlpコマンドを実行して、すべてのRLPを再登録します。
rdbbcrlp -A -p RLP名 -S 自側送信用RLMのローデバイス名

目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2006