Symfoware Active DB Guard 運用ガイド - Linux -
目次 索引 前ページ次ページ

第1章 バックアップセンタ運用の方法> 1.5 停止> 1.5.2 RLCの強制交替とRLCの退避

1.5.2.1 RLCの強制交替

RLCの強制交替とは、複写元システムでRLCを強制的に切り替えることです。

■複写元システム

利用者業務を停止した後、rdbbcswhコマンドを実行してRLCを強制交替します。

$ rdbbcswh -p RLP名

rdbbcswhコマンドは、使用中のRLCにRERUNログが出力されていない場合、RLCを切り替える必要がないため、条件付き正常終了します。シェルスクリプトなどでrdbbcswhコマンドを自動実行するような場合には終了ステータスを切り分けて以降の振る舞いを決定してください。

空きのRLCがない場合に強制交替を行うと、rdbbcswhコマンドがエラーになります。

■複写先システム

複写元システムでRLCが強制交替すると、複写元システムのRLCに対応する複写先システムのRLCも交替します。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2006