Symfoware Active DB Guard 運用ガイド - Linux - |
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第1章 バックアップセンタ運用の方法 | > 1.1 バックアップセンタ運用の概要 | > 1.1.2 被災時の運用 |
複写元システムが被災した場合の運用の流れを以下の図に示します。
複写先システムでは、複写元システムで実行していた利用者業務を引き継ぐため、データベースのリカバリと利用者業務の再開を最優先に行います。
被災時のRLP復旧を実行する前に、RERUNログ抽出および反映が可能なRLC通番に関して、RLCまたはRLC退避ファイルからのRERUNログ抽出および反映を実行してください。実行しない場合は損失データが多くなることがあります。
被災時のRLP復旧を行う場合は、使用中のRLCを含めてすべての抽出したRERUNログを反映するまで、終了オフラインは実行しないでください。実行した場合は損失データが多くなります。
新たなバックアップ運用の構築後も複写先システムとして利用する場合は、RLPを再作成します。RLPの再作成の詳細は“RLPの再作成”を参照してください。
複写先システムが停止中の場合は、「複写元システム被災の認識」の後にRLPをオンラインにして複写先システムの操作を行います。
RLPの終了オフラインを実行した後、同じRLPを再度オンラインにできません。運用には十分注意してください。
リカバリポイントを利用して利用者業務の切れ目にリカバリする場合は“リカバリポイントの利用”を参照してください。
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