MessageQueueDirector説明書

1.3 システム構成

　本節では、MQDを利用するときのソフトウェアの構成を、以下の利用形態別に説明します。

• サーバ間で利用する場合
• グローバルサーバとの間で利用する場合

サーバ間で利用する場合

　サーバ間でMQDを利用する場合のソフトウェア構成を図1.4に示します。

　サーバ間の通信にはORBAサービスがサポートするIIOPプロトコルを使用します。

[図1.4 ソフトウェア構成 (サーバ間の場合)]

APPL: APPLication program

グローバルサーバとの間で利用する場合

　グローバルサーバとの間でMQDを利用する場合のソフトウェア構成を図1.5に示します。グローバルサーバ側には、AIM(Advanced Information Manager)とIDCM(およびVTAM)、またはAADとINTERSTAGE/MQDが必要です。

　サーバ間の通信には、CORBAサービスがサポートするIIOPプロトコルを使用します。

[図1.5 ソフトウェア構成 (グローバルサーバとの間の場合)]

APPL：APPLication Program
GS-INTERSTAGE：
　INTERSTAGE/AIM ApplicationDirector
　INTERSTAGE/AIM CommunicationBase
　INTERSTAGE/MessageQueueDirector