Interstage Application Server チューニングガイド |
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第8章 JDK/JREのチューニング | > 8.3 チューニング/デバッグ技法 |
Windows(R)上でJavaアプリケーションが異常終了(プロセスが消滅)したときに、クラッシュダンプを採取することにより、異常終了の原因を調査することができる場合があります。
本節では、クラッシュダンプの採取方法を説明します。
ワトソン博士はMicrosoft Corporationのソフトウェアで、プログラムエラーのためのデバッガです。
プログラムエラーが発生すると、ワトソン博士が自動的にログファイルにデバッグ情報を出力します。なお、ログファイル名は、「drwtsn32.log」です。また、ログファイルの出力先は、ワトソン博士を起動して、設定することができます。
ワトソン博士の詳細は、Microsoft CorporationのWebページを参照してください。
クラッシュダンプの採取には、Windows(R)に同梱されている「ワトソン博士」を使用します。
次の例を参考にして、「ワトソン博士」を設定してください。この設定を行うことにより、異常終了時に、自動的にクラッシュダンプが出力されるようになります。
ワトソン博士の設定例 (Windows(R) 2000の場合)
Windows(R) XP、Windows Server(R) 2003の場合
drwtsn32を立ち上げて、[クラッシュダンプの種類]を[完全]に設定しておく必要があります。
■注意事項
Windows Server(R) 2003の初期版においては、ユーザダンプが出力されない問題をはじめとして、その他にもJavaの実行動作に影響を及ぼす問題などがあります。
たとえば、次のような問題があります。
Windows Server(R) 2003を使用する場合は、Service Pack 1またはHotfixを適用してください。
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