Netcompo アプリケーション会話サービス 2.1 LU6.2会話サービス編 - Solaris -

4.4.5 appc_open

[記述形式]

#include  <lu62verb.h>
u_long  appc_open(APPC_OPEN *parm);

[パラメタブロックの形式]

typedef struct {
  u_char    sys_rsvd0;                                /*[RESERVED]*/
  u_char    sys_rsvd1;                                /*[RESERVED]*/
  u_short   sys_rsvd2;                                /*[RESERVED]*/
  u_char    sys_rsvd3[8];                             /*[RESERVED]*/
  u_long    return_code;                              /*[OUT]*/ 
  u_long    lu_id;                                    /*[OUT]*/ 
  u_char    local_lu_name[MAX_LU_NAME+1];             /*[IN]*/
  u_char    rsvd0[3];                                 /*[RESERVED]*/
｝APPC_OPEN; 

[説 明]

指定された自LUに対して処理を行うための、資源を獲得します。本バーブが正常終了すると、指定した自LUと、その他の自LUとを識別するために、LUごとにユニークなLU識別子が通知されます。

本バーブは、LUに対する他のいかなるバーブよりも先に発行しなければいけません。

[要求時のパラメタ]

• local_lu_name

資源の獲得を行う、SNA拡張オプションで定義した自ローカルLU名を指定します。自ローカルLU名は、8文字以内のASCIIコードで、NULLで終了する文字列です。

[復帰時のパラメタ]

• return_code

復帰値が通知されます。以下のような値が通知されます。

OK(0x00000000):

バーブが正常終了しました。

PARAMETER_ERROR(0x000A0000):

パラメタエラーが発生しました。

BAD_LU_NAME(0x000A0003):

指定した自ローカルLU名が、SNA拡張オプションで定義されていません。

STATE_CHECK_BAD_STATE(0x00100001):

指定された自ローカルLUに対して、既に本バーブは発行されています。

RESOURCE_FAILURE_NO_RETRY(0x000E0001):

リトライ不可能なエラーが発生しました。

• lu_id

自LUごとにユニークになるLU識別子が通知されます。