Systemwalker Operation Manager 使用手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -
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付録B 留意事項> B.1 性能のチューニングについて

B.1.3 クライアントのレスポンス性能について

大量のジョブネットやグループが登録されているOperation ManagerサーバをOperation Managerクライアントから監視する場合、画面表示などのレスポンスが悪くなる場合があります。この場合、クライアントでの画面表示および操作の対象となるプロジェクトを制限することでレスポンスを改善することが可能です。

以下のように、画面表示および操作対象となるプロジェクトを制限したユーザを登録し、接続することでレスポンスを改善するようにしてください。

  1. 各プロジェクトに対して、[アクセス権設定]ウィンドウで、参照権/操作権を持つユーザを他のプロジェクトでの設定と重ならないように登録する
  2. 1.で登録したユーザで、Operation Managerサーバに接続する

設定の詳細については、“プロジェクトにセキュリティを設定する場合”を参照してください。

また、Operation ManagerクライアントのOperation Managerサーバ(ジョブスケジューラ機能)への接続は最大62台(注)まで可能ですが、クライアント接続数の増加に伴って個々のクライアントのレスポンスが悪化します。特定のOperation Managerサーバに同時に接続するOperation Managerクライアントの台数は8台までを目安としますが、場合によっては接続台数の制限をしてください。

注)OSにより上限値は異なる場合があります。

クライアントの接続台数の制限は、環境設定クライアントの[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウの[利用機能2]シートにおいて、[クライアントの接続台数を制限する]を指定することで有効になります。

クライアントのレスポンスが悪化した場合に、対処しようとしてクライアントの画面でリフレッシュ要求(F5キーを押す)を頻繁に実行される場合があります。しかしこの操作により、他のユーザの画面表示を阻害し、逆効果となる場合があります。レスポンスが悪化した時に頻繁に画面のリフレッシュ要求(F5キーを押す)を実施することは控えてください。

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