Systemwalker Operation Manager 使用手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 - |
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第13章 スケジュールされた業務の状態と動作 | > 13.2 日変わり時刻とジョブネット/グループの動作 |
グループの場合は、前日の状態によってスケジュールのされかたが違います。
日変わり時刻とともに、本日分のグループがスケジュールされ、実行待ちとなります。
グループが実行中または警告状態で日変わり時刻をまたいだ場合は、グループの終了時に、終了状態(正常終了/疑似正常/異常終了/強制終了)によって本日分のグループがスケジュールされます。
終了時に正常終了、疑似正常の場合は、実行待ちになります。
終了時に異常終了、強制終了の場合は、確認操作を有効にしているかどうかによって、スケジュールのされかたが変わります。“グループが異常終了の場合”および“グループが強制終了の場合”を参照してください。
グループが停止中のまま、日変わり時刻が到来した場合、グループは停止中のまま継続され、本日分のスケジュールが行われません。
停止解除したときに停止中のグループの起動条件が満たされていた場合、グループが実行され、実行終了後に本日分のスケジュールが作成されます。さらに本日分の起動条件が満たされていたときには本日分のグループも連続して起動されます。
グループが無効状態のままで起動時刻が到来した場合、グループがスキップ、すなわち疑似的に正常終了されます。また、グループがスキップされた時点で本日起動予定がクリアされるため、本日の起動予定が翌日に持ち越されることはありません。
グループが異常終了の場合、確認操作を有効にしているかいないかでスケジュールのされかたが違います。
確認操作を有効にするかどうかは、[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ−[利用機能1]シートの、[スケジュールオプション]で指定します。
異常終了のグループは、日変わり時刻の到来とともにスケジュールされ、実行待ちの状態に変わります。
確認操作を有効にしている場合は、以下の状態になります。
日変わり時刻が到来すると、グループがスケジュールされ、グループは確認済の状態から、実行待ちの状態に変わります。
日変わり時刻が到来しても、グループは異常終了の状態のままで、再スケジュールされません。“確認”操作を行った時点で、グループは再スケジュールされ、実行待ちの状態に変わります。
異常終了の期間中に本日分のグループの起動時刻が到来したなど、グループの起動条件が満たされた後に、“確認”操作を行った場合は、本日分のグループは、即、起動されます。
日変わり時刻を越えて異常終了のグループに“再起動”操作を行った場合は、“再起動”操作を行った時点でグループは異常終了したジョブネット内の異常終了ジョブまたは再起動ポイントから実行を開始します。グループが終了した後、グループの状態により、グループは再スケジュールされます。
スケジュールサーバのSystemwalker Operation Managerが、V10.0以前のバージョンの場合は、強制終了のグループは、日変わり時刻の到来とともにスケジュールされます。グループの状態は、強制終了から実行待ちに変わります。
V10.1以降のバージョンの場合は、確認操作を有効にしているかいないかでスケジュールのされかたが違います。
確認操作を有効にするかどうかは、[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ−[利用機能1]シートの、[スケジュールオプション]の、[強制終了を確認操作の対象とする]および、[グループの確認操作を有効とする]のチェックボックスで指定します。
確認操作を有効としている場合のスケジュールのされかたは、グループが異常終了した場合と同じです。グループの異常終了を、強制終了に読み替えてください。
確認操作を有効としていない場合は、強制終了のグループは日変わり時刻の到来とともにスケジュールされます。
グループが実行待ちのまま日変わり時刻が到来した場合、グループは実行待ちのまま継続されます。
実行待ちのグループの起動条件が満たされたときにグループが実行され、実行終了後に本日分のスケジュールが作成されます。
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