Systemwalker Operation Manager 使用手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 - |
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第12章 運用に合わせて変更する |
スケジュールサーバのシステムダウン時にネットワークジョブ・分散実行ジョブの実行を継続するかどうかは、実行継続モード切り替えコマンド(jmmodeコマンド)を使って定義します。実行継続モード切り替えコマンド(jmmodeコマンド)を定義する方法について説明します。
以下のサービス/デーモンを停止します。
continueオペランドを指定したjmmodeコマンドを実行して、ネットワークジョブ・分散実行ジョブの実行継続モードを有効にします。jmmodeコマンドの詳細については、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”の“共通コマンド”を参照してください。
以下のサービス/デーモンを起動します。
UNIX版の場合は、スケジュールサーバのシステムダウン時に実行を継続できるジョブは、ジョブ実行制御属性を持つジョブネット内のネットワークジョブ・分散実行ジョブだけです。他の属性を持つジョブネット内のジョブや、スケジュールサーバで実行していたジョブの継続はされません。
ネットワークジョブ・分散実行ジョブの実行継続モードについて
インストール時には、スケジュールサーバがシステムダウンしたときに、ネットワークジョブ・分散実行ジョブが強制終了されるモードに設定されています。この場合、システムダウン後のスケジュールサーバ再起動時に、ジョブは“実行を中断した”(終了コード=239)として扱われます。
スケジュール情報ファイルの二重化について
jmmodeコマンドでスケジュール情報ファイルの二重化を指定した場合、通常のスケジュール情報ファイルの他にバックアップファイルの書込みを行うため、性能に大きな影響を与えます。この場合は、スケジュールどおりに問題なくジョブネットが起動されるか、十分に性能検証を行ってから運用してください。
ポリシーの配付について【Windows版】
ネットワークジョブ・分散実行ジョブの実行継続モードを有効にしているサーバ環境から抽出したポリシー情報(ジョブスケジューラの起動パラメタ情報)を、実行継続モードを有効にしていないサーバ環境に配付/適用する場合は、ポリシー情報を配付後に、配付先のサーバ上でcontinueオペランドを指定したjmmodeコマンドを実行して、実行継続モードを有効にしてください。
また、逆に、実行継続モードを有効にしていないサーバ環境から抽出したポリシー情報(ジョブスケジューラの起動パラメタ情報)を、実行継続モードを有効にしているサーバ環境に配付/適用する場合は、ポリシー情報を配付後に、配付先のサーバ上でcancelオペランドを指定したjmmodeコマンドを実行して、実行継続モードを無効にしてください。
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