Systemwalker Operation Manager 使用手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -
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目次
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6.4.1 複数サーバを監視する手順
複数サーバ監視クライアントを起動し、[複数サーバ監視]ウィンドウから複数サーバの監視を行います。以下に、複数サーバ監視クライアントを起動する手順を示します。
■操作手順
- [複数サーバ監視 [ログイン]]ウィンドウの表示
[スタート]メニューの[プログラム]から[Systemwalker Operation Manager]を選択します。表示されたサブメニューから[複数サーバ監視]を選択します。
- [監視ホストツリーの選択]ウィンドウの表示
表示された[複数サーバ監視 [ログイン]]ウィンドウで、接続先ホスト名、管理者権限のあるユーザ名およびそのパスワードを指定して[OK]ボタンをクリックします。[監視ホストツリーの選択]ウィンドウが表示されるので、監視ホストの定義を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
監視ホストの定義が“DEFAULT”のみの場合は、[監視ホストツリーの選択]ウィンドウは表示されません。
[図:[監視ホストツリーの選択]ウィンドウ]
- [監視ホスト定義名]:
- 登録されている監視ホストの定義がコンボボックスで表示されます。監視する監視ホストの定義を選択します。
監視ホストの定義の登録方法については、“Systemwalker Operation Manager導入手引書”を参照してください。
- [複数サーバ監視]ウィンドウの表示
複数サーバ監視クライアントが起動し、[複数サーバ監視]ウィンドウが表示されます。
[図:[複数サーバ監視]ウィンドウ]
- [監視ホスト定義名]:
- 監視ホストの定義がコンボボックスで表示されます。登録されている監視ホストの定義を選択して監視対象を切り替えます。
- [名前](ホストサマリ表示域):
- 監視対象としているサーバおよびサーバグループの表示名です。ホスト選択ツリーでホストを選択している場合、ホスト上のサブシステムが“表示名:サブシステム番号”の形式で表示されます。
- [状態]:
- 監視対象のサーバグループまたはサーバの状態が色分けして表示されます。
[EE/GEE]
監視対象が複数サブシステム運用の場合、サブシステムの状態が色分けして表示されます。
- [状況]:
- ジョブネットの実行状況が、以下の形式で表示されます。
“実行済みジョブネット総数/起動予定ジョブネット数”
- [異常終了]〜[確認済]:
- ジョブネット数が、状態別に表示されます。[異常終了]、[警告]、[開始遅延]、[終了遅延]、[持ち越し]のジョブネット数が1以上の場合は、赤色で表示されます。
- [日時]:
- 状態メッセージが出力されたクライアント日時が表示されます。
- [名前](状態メッセージリスト):
- 状態メッセージが出力された監視対象サーバ名が表示されます。“表示名:サブシステム番号”の形式で表示されます。複数サブシステム運用でない場合、サブシステム番号は0と表示されます。
- [メッセージ]:
- サーバ状態の変化およびジョブネットの状態数の変化がメッセージとして表示されます。
[複数サーバ監視]ウィンドウの構成について
[複数サーバ監視]ウィンドウは、以下の3つのウィンドウから構成されています。
- ホスト選択ツリー(画面左上部)
選択した監視ホストの定義のサーバおよびサーバグループのツリー構成が表示されます。
- ホストサマリ表示域(画面右上部)
ホスト選択ツリーで選択しているノード配下のジョブネット状況や、監視対象サーバおよび監視対象サーバグループの状態が、一覧表示されます。ホスト選択ツリーでホストを選択している場合、ホスト上のジョブネット状況がサブシステム単位で表示されます。
- 状態メッセージリスト(画面下部)
画面のリフレッシュ時に、監視対象サーバのジョブネット状態数がリフレッシュ前の値より増えた場合や、サーバ状態が変化した場合に、状態メッセージが表示されます。
- 複数サーバ監視を行う場合は、システム管理者(接続先のサーバがWindows版の場合は、Administratorsグループ所属ユーザ、UNIX版の場合は、スーパーユーザ)のアカウントを使用してください。UNIX版で拡張ユーザ管理機能が有効な場合は、管理者権限を持つOperation Managerユーザのアカウントを使用してください。管理者権限を持たないアカウントでは、複数サーバ監視を行うことはできません。
- 複数サーバ監視を行う場合、各監視対象サーバの環境定義で、監視許可ホスト定義を行う必要があります。
- 監視できるサーバ数は、62個(注)までです。63個(注)以上は“非稼働”または“要求中”と表示され、監視できません。なお、1つのサブシステムは1サーバとしてカウントされます。
注)OSにより上限値は異なる場合があります。
- [ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ−[利用機能2]シートの[クライアントの接続台数を制限する]で指定した、ジョブスケジューラサーバとの制限値を超えて接続した場合、このサーバは“アクセス拒否”と表示され、監視できません。
- [ジョブネット一括管理]ウィンドウが表示されている場合、監視ホストの定義を切り替えることはできません。
- 監視元サーバが停止しているなどで監視ホストの定義の切り替えに失敗した場合、続行はできません。複数サーバ監視クライアントをいったん終了させてください。
■リフレッシュ間隔について
[複数サーバ監視]ウィンドウは、約5分間隔で最新の情報にリフレッシュされます。リフレッシュ間隔は、[オプション]メニューから[自動更新間隔の設定]を選択して表示される[自動更新間隔の設定]ウィンドウで変更できます。
[図:[自動更新間隔の設定]ウィンドウ]
- [自動更新間隔]:
- リフレッシュする間隔を設定します。指定できる値は、1〜1440(分)です。
[自動更新間隔の設定]のウィンドウの表示抑止について
[自動更新間隔の設定]ウィンドウは、表示させないように設定することができます。
複数サーバ監視クライアントにおいて、[自動更新間隔の設定]ウィンドウを表示させないように設定するには、クライアント側のSystemwalker Operation Managerインストールディレクトリ\MpWalker.JM\mpjmcl\etc配下にある、mltisvmn.iniファイルの内容を以下のように追加または変更してください。
セクション名: SET_LIMIT
キー名: UPDATE_INTERVAL
値: 0(抑止しない)、1(抑止する)
- [自動更新間隔の設定]ウィンドウを表示させないようにする場合の設定例
[SET_LIMIT]
UPDATE_INTERVAL=1 |
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