Systemwalker Operation Manager 使用手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -
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第6章 ジョブを監視する

6.3 デマンドジョブを監視する

[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウの[ジョブ]配下で投入したデマンドジョブの実行状態は、[ジョブ状態表示/操作]ウィンドウに一覧表示されます。なお、[ジョブ状態表示/操作]ウィンドウでは、スケジュールジョブも含めたジョブの一覧が表示されます。また、各ジョブの詳細情報は[ジョブの詳細情報の表示]ダイアログボックスに表示されます。

 

■操作手順

  1. [ジョブ状態表示/操作]ウィンドウの表示

    [Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウから[ジョブ]を選択します。メインウィンドウに[ジョブ状態表示/操作]ウィンドウが表示されます。

    [図:[ジョブ状態表示/操作]ウィンドウ]

    [利用者]:
    [Systemwalker Operation Manager]ウィンドウを起動した管理者自身のユーザか、[全ユーザ]を選択することができます。[全ユーザ]を選択すると、すべてのユーザのジョブ情報が一覧表示されます。

    UNIX版で拡張ユーザ管理機能が有効な場合において、Operation Managerユーザを指定した場合は、指定したOperation Managerユーザに対応づけられているOSユーザのジョブ情報が一覧表示されます。指定したOperation Managerユーザの情報以外に、このOSユーザに対応づけられたすべてのOperation Managerユーザのジョブ情報が一覧表示されます。

    [ジョブ名]:
    ジョブ名とジョブの状態が表示されます。
    [ジョブ番号]:
    ジョブ番号が表示されます。
    [状態]:
    ジョブの状態が表示されます。ジョブの状態には、以下の状態があります。

    実行待ち/実行保留/実行中/出力保留

    [キュー]:
    ジョブが存在するキュー名が表示されます。
    [ホスト名]:
    実行中ジョブの場合、ジョブが実行されているサーバのホスト名が表示されます。実行中以外の状態のジョブの場合、何も表示されません。
    [投入者]:
    ジョブを投入したユーザ名が表示されます。スケジュールジョブの場合は、ジョブネット実行者が表示されます。

    UNIX版で拡張ユーザ管理機能が有効な場合において、Operation Managerユーザがジョブを投入した場合は、ジョブを投入したOperation Managerユーザに対応づけられたOSユーザ名が表示されます。

    [実行時間]:
    実行中ジョブの場合、ジョブの実行開始時間からの経過時間が表示されます。実行中以外の状態のジョブの場合、何も表示されません。

     

    [ジョブ状態表示/操作]ウィンドウのジョブ一覧の並びは以下の順(昇順)に変更することができます。[表示]メニュー−[ジョブの整列]、またはポップアップメニューの[ジョブの整列]より以下の各メニューを選択します。また、再度同じ項目を選択すると降順に並び替えられます。

    ジョブ名順:
    ジョブ名順に整列します。(50音順)
    ジョブ番号順:
    ジョブ番号の小さいものから整列します。
    キュー名順:
    キュー名順に整列します。
    状態順:
    ジョブの状態順に表示されます。以下の順に表示されます。

    実行中->実行待ち->実行保留->出力保留

    ホスト名順:
    ホスト名順に整列します。
    投入者順:
    投入者順に整列します。
    実行時間順:
    実行時間順に整列します。
  2. [ジョブの詳細情報の表示]ダイアログボックスの表示

    [ジョブ状態表示/操作]ウィンドウで対象のジョブを選択し、[ファイル]メニューから[開く]を選択します(または右クリックによるポップアップメニューの[開く]を選択します)。

    [図:[ジョブの詳細情報の表示]ダイアログボックス]

    [ジョブ名]:
    ジョブ名が表示されます。
    [ジョブ番号]:
    ジョブ番号が表示されます。
    [プロジェクト名]:
    当該ジョブがスケジュールジョブの場合、プロジェクト名が表示されます。デマンドジョブの場合は、何も表示されません。
    [ジョブネット名]:
    当該ジョブがスケジュールジョブの場合、ジョブネット名が表示されます。デマンドジョブの場合は、何も表示されません。
    [状態]:
    ジョブの状態(実行待ち/実行保留/実行中/出力保留)が表示されます。
    [実行優先順位]:
    ジョブの実行優先順位が表示されます。
    [実行優先度]:
    ジョブの実行優先度が表示されます。
    [投入日時]:
    ジョブの投入日時が表示されます。
    [投入元]:
    ジョブの投入を行ったホスト名が表示されます。
    [投入者]:
    ジョブの投入者が表示されます。
    [開始日時]:
    ジョブの開始日時が表示されます。
    [実行サーバ]:
    ジョブの実行サーバが表示されます。
    [実行キュー]:
    ジョブの実行キュー名が表示されます。
    [終了日時]:
    出力保留中状態のジョブの場合、ジョブの終了日時が表示されます。
    [終了コード]:
    出力保留中状態のジョブの場合、ジョブの終了コードが表示されます。

サーバ側からジョブを監視する場合は、qjstatコマンドを使います。コマンドの詳細は“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

分散実行ジョブおよびネットワークジョブの場合、[ジョブ状態表示/操作]ウィンドウの[ホスト名]には、実行サーバへの実行依頼が完了するまでは投入元ホスト名が表示され、実行依頼が完了すると、実際に実行されているサーバのホスト名が表示されます。


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