Systemwalker Operation Manager 使用手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -
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第6章 ジョブを監視する

6.1 ジョブネットを監視する

ジョブネットの実行状況は、以下のウィンドウを使って監視することができます。

各ウィンドウについて説明します。

 

■[ガントチャート]ウィンド

現時刻を含む25時間分のタイムチャート(時間帯)に、ジョブネットの実行スケジュールと現在の状態が表示されます。ジョブネットの現在の状態は、色で区別されて表示されます。日付指定で過去の日付を指定すると、履歴情報がチャート表示されます。

本日が非起動日のジョブネットは表示されません。[表示]メニューで[子ジョブネットの表示]をチェックすることで、起動日を設定されている子ジョブネットが、本日に起動されるかどうか判断できます。

◆操作方法

◆タイムチャートおよび状態欄の表示について

履歴情報を表示している時は、[ジョブネットの監視]ウィンドウを表示したり、ジョブネットに対して操作を行ったりすることはできません。

“起動日のみ有効”を設定している子ジョブネットの表示について([表示]メニューで[子ジョブネットの表示]がチェックされている場合)

本日が非起動日の子ジョブネットは表示されません。ただし、起動/再起動操作で強制的に起動された場合には表示されます。前日以前から異常終了/強制終了/持ち越し/停止中/実行待ちのジョブネットに登録されている子ジョブネットは、前日以前の起動日で表示されます。

親ジョブネットが起動後に子ジョブネットの起動日を変更しても、ガントチャートの表示には反映されません。ガントチャートの表示は親ジョブネットの起動直前の起動日により判定されます。

■[ジョブ一覧]ウィンド

選択されたジョブネットについて、以下の情報が表示されます。

◆操作方法

[ジョブ一覧]ウィンドウのイメージを、子ジョブネット以外のジョブネットを選択した場合と、子ジョブネットを選択した場合とで分けて以下に示します。

[図:[ジョブ一覧]ウィンドウ(子ジョブネット以外を選択した場合)]

[プロジェクト名]:
このジョブネットが登録されているプロジェクト名です。
[グループ名称]:
このジョブネットが登録されているグループ名称です。
[ジョブネット名]:
登録されているジョブネット名です。
[ジョブネット名称]:
登録されているジョブネット名称です。
[起動予定日時]:
次に起動される予定の日時です。
[終了予定日時]:
指定したジョブネットの終了予定日時です。
[停止予定日時]:
Interstage属性のジョブネットの場合、[終了予定日時]が[停止予定日時]と表示されます。Interstage属性のジョブネットが実行中の場合に、ジョブスケジューラにより停止処理される予定時刻です。なお、手動で起動したジョブネットも対象となるため、起動予定日時よりも前の日時になる場合があります。
[開始日時]:
前回の実行が、開始した日時です。
[終了日時]:
前回の実行が、終了した日時です。
[メッセージ待ち]:
起動条件としてメッセージ事象の待ち合わせを行っているかどうかです。
[発生状況]ボタン:
[メッセージ待ち]が“あり”の場合に表示されます。[メッセージ事象一覧]ウィンドウが確認できます。
[起動条件]:
このジョブネットの起動条件です。
[実行属性]:
ジョブネットの実行属性です。
[現在の状態]:
現在の状態です。確認操作を有効にしており、ジョブネットが“異常終了”または“強制終了”した場合に、“(確認操作の必要あり)”が表示されます。
[ジョブ一覧]:
ジョブネットに属しているジョブが一覧表示されます。
[ジョブ名]:
ジョブ名です。ジョブネットの実行属性によって、以下のように表示されます。

【Windows版】

[種類]:
ジョブの種類です。
[状態]:
現在の状態です。
[開始日時]:
前回の実行開始の日時です。
[終了日時]:
前回の実行が終了した日時です。
[終了コード]:
前回の実行の終了コードを表示します。

環境設定クライアントの[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ−[利用機能1]シートの[スケジュールオプション]で、確認操作を有効にしている場合、かつ、ジョブネットが“異常終了”または“強制終了”した場合、[現在の状態]に“(確認操作の必要あり)”が表示されます。

[図:[ジョブ一覧]ウィンドウ(子ジョブネットを選択した場合)]

[プロジェクト名]:
このジョブネットが登録されているプロジェクト名です。
[親ジョブネット名称]:
このジョブネットが登録されている親ジョブネットのジョブネット名称です。
[ジョブネット名]:
登録されているジョブネット名です。
[ジョブネット名称]:
登録されているジョブネット名称です。
[起動予定日時]:
常に何も表示されません。
[終了予定日時]:
指定したジョブネットの終了予定日時です。
[開始日時]:
前回の実行が、開始した日時です。
[終了日時]:
前回の実行が、終了した日時です。
[メッセージ待ち]:
常に“なし”と表示されます。
[起動条件]:
常に“なし”と表示されます。
[実行属性]:
常に“ジョブ実行制御”と表示されます。
[現在の状態]:
現在の状態です。
[ジョブ一覧]:
ジョブネットに属しているジョブが一覧表示されます。
[ジョブ名]:
ジョブネット名称が表示されます。
[種類]:
ジョブの種類です。
[状態]:
現在の状態です。
[開始日時]:
前回の実行開始の日時です。
[終了日時]:
前回の実行が終了した日時です。
[終了コード]:
前回の実行の終了コードを表示します。

以下の場合、現在の状態が“異常終了”または“強制終了”であっても、“(確認操作の必要あり)”は表示されません。

■[ジョブネットの管理]ウィンド

クライアント接続ユーザが参照できるジョブネットについて、以下の情報が表示されます。

◆操作方法

接続先のサーバが以下のバージョンの場合、メモは表示されません。

[業務選択]ウィンドウの表示について

[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウでジョブスケジューラ機能を選択している場合、[業務選択]ウィンドウの業務ツリーを整列およびリフレッシュできます。

ジョブネットおよびグループを多数登録している場合、[業務選択]ウィンドウのリフレッシュに時間がかかることがあります。

■リフレッシュ間隔について

[ガントチャート]ウィンドウおよび[ジョブネットの管理]ウィンドウは、約5分間隔で最新の情報に更新されます。

リフレッシュ間隔は変更できます。変更させるウィンドウの[表示]メニューから[自動更新間隔の設定]を選択し、表示された[自動更新間隔の設定]ウィンドウで自動更新間隔を指定してください。なお、この変更は接続先サーバに関係なく有効になります。

[図:[自動更新間隔の設定]ウィンドウ]

[自動更新間隔]:
リフレッシュする間隔を設定します。指定できる値は、1〜1440(分)です。


[自動更新間隔の設定]のウィンドウの表示抑止について

[自動更新間隔の設定]ウィンドウは、表示させないように設定することができます。

Systemwalker Operation Managerクライアントにおいて、[自動更新間隔の設定]ウィンドウを表示させないように設定するには、クライアント側のSystemwalker Operation Managerインストールディレクトリ\MpWalker.JM\mpjmcl\etc配下にある、jobschr.iniファイルの内容を以下のように追加または変更してください。

セクション名: SET_LIMIT

キー名: UPDATE_INTERVAL

値: 0(抑止しない)、1(抑止する)


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