Systemwalker Operation Manager 使用手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 - |
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第5章 デマンドジョブを登録/投入する |
ジョブ実行制御ではデマンドジョブを、“ジョブフォルダ”で管理することができます。関連する複数のジョブを1つのジョブフォルダに登録しておくことで、ジョブを管理します。ジョブフォルダにジョブを登録する手順について説明します。
ジョブフォルダを登録する方法について説明します。なおジョブフォルダは最大255個まで登録できます。
サーバの任意のローカルパスにデマンドジョブの情報を保存するためのジョブフォルダを作成します。
Systemwalker Operation Managerがジョブフォルダを参照/更新できるように、ジョブフォルダのパスに以下のアクセス権を設定します。
アクセス権:変更またはフルコントロール
アクセス権:READ権およびWRITE権
[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウで、[ジョブ]を選択します。次に[ファイル]メニューから[新規作成]−[ジョブフォルダ]を選択します。[ジョブフォルダの定義]ダイアログボックスが表示されます。内容を入力し[OK]ボタンをクリックすると、業務選択ウィンドウの[ジョブ]の下にジョブフォルダ名が表示されます。
ジョブフォルダに、ジョブを作成/登録する手順について説明します。
[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウで、[ジョブ]配下の対象のジョブフォルダを選択します。次に[ファイル]メニューから[新規作成]−[ジョブファイル]を選択します(または、右クリックによるポップアップメニューから[新規作成]−[ジョブファイル]を選択します)。
ジョブファイル名、ジョブ名、ジョブの投入先キューなどの基本的な情報を編集することができます。
ジョブの結果や標準出力ファイル,標準エラー出力ファイルなどの出力先を指定します。
ジョブの実行終了時に、サーバ上に結果ファイルが作成されます。
結果ファイルは作成されません。[結果をファイルに保存]欄は無効な状態となります。
実行優先順位などの詳細な情報を編集することができます。
Windows版の場合は、バッチファイルやJCLなどのジョブファイルを、UNIX版の場合は、シェルスクリプトやJCLなどのジョブファイルを編集することができます。
登録するジョブ情報を入力し、[保存]ボタンをクリックします。
ジョブフォルダに登録するジョブの数について
ジョブフォルダに登録できるジョブの数に制限はありませんが、大量に登録すると管理が容易でなくなることが考えられます。
Systemwalker Operation Managerでは、[ジョブ選択/投入]ウィンドウで表示可能なジョブの数を“4096”としているため、1つのジョブフォルダに登録するジョブの数は“4096”ジョブまでにしてください。
ジョブの実行権限について【Windows版】
投入したジョブの実行権限は、標準ではサーバにおいてジョブ実行制御サービスのログオンアカウントになりますが、環境定義([運用情報の定義]ウィンドウ−[利用機能]シートでの[ジョブを所有者の権限で実行する]の指定)により実際にジョブを投入したユーザの権限にすることもできます。
登録済のジョブフォルダの名前を変更する手順について説明します。
[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウで、対象となるジョブフォルダを選択します。次に[ファイル]メニューから[変更]を選択します(または、右クリックによるポップアップメニューから[名前の変更]を選択します)。
[ジョブフォルダの名前の変更]ダイアログボックスに新しい名前を指定して、[OK]ボタンをクリックします。
登録済のジョブフォルダの情報を参照する手順について説明します。
[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウで、対象となるジョブフォルダを選択します。次に[ファイル]メニューから[プロパティ]を選択します(または、右クリックによるポップアップメニューから[プロパティ]を選択します)。
ジョブフォルダを削除する手順について説明します。
なお、この場合、業務選択ウィンドウから当該ジョブフォルダは削除されますが、実際のフォルダ/ディレクトリは削除されません。
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