| Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 - |
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| 第17章 API情報 | > 17.3 ジョブ実行制御API【Windows版】 |
ジョブ移動API(Mp_MoveJob)について説明します。
ジョブを他のキューへ移動します。
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long Mp_MoveJob (char *rhost, |
NULLを指定してください。
移動するジョブのジョブ名を指定します。NULLを指定することもできます。NULLを指定した場合は、jobnoで指定されたジョブ番号によって移動するジョブを指定してください。
移動するジョブのジョブ番号を指定します。jobnameにNULLを指定した場合、および同名ジョブが複数存在する場合は、必ず指定してください。
Systemwalker Operation Managerを複数のホストに導入し、かつネットワークジョブを運用している場合は、同一ジョブ番号を持つジョブが複数存在する可能性があるため、投入元ホスト名によりジョブを一意に決定します。ジョブ投入時に返却された“投入元ホスト”を指定してください。
移動先キュー名を指定します。
システム管理者(Administratorsグループに属するユーザ)が他人のジョブを移動する場合に指定します。移動対象ジョブの所有者名を指定してください。
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復帰値 |
意 味 |
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0 |
正常にジョブは移動されました。 |
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-1 |
システムエラーが発生しました。 |
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-1000以下 |
ジョブ実行制御において、エラーが検出されたため、移動処理を中断しました。なお、エラーメッセージ獲得APIを使用して、エラーメッセージを獲得することができます。 |
引数が無効アドレスを指している場合、当関数は異常終了し、その動作は定義されません。
分散実行キューから他のキューへの移動、または他のキューから分散実行キューへの移動はできません。
ジョブ移動APIのプログラム例を以下に示します。
#include <windows.h>
#include <stdio.h>
#include "f3cuapi.h"
int main (int argc, char **argv)
{
long jobno = 0;
long rtn = 0;
char errmsg[256+1];
/*
* initialization working area
*/
memset(errmsg, 0x00, sizeof(errmsg));
if (argc != 3) {
printf ("Usage: %s <jobno> <queuename>\n", argv[0]);
return (1);
}
/*
* set jobno
*/
jobno = atoi(argv[1]);
/*
* call Mp_MoveJob() API
*/
rtn = Mp_MoveJob (NULL, NULL, jobno, NULL, argv[2],NULL);
/*
* check return code of Mp_MoveJob() API
*/
if (rtn == 0) {
printf ("Job %d has been moved.\n", jobno);
return (0);
} else if (rtn == -1) {
printf ("GetLastError() is %d.\n", GetLastError());
} else if (rtn <= -1000) {
printf ("Error code is %d.\n", rtn);
Mp_GetMJESerror (errmsg);
printf ("errmsg = %s\n", errmsg);
}
return (1);
}
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