| Systemwalker Centric Manager 全体監視適用ガイド - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
目次
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| 第3章 マルチサイト型全体監視の導入と運用 |
インターネット標準プロトコルを使用する場合、Systemwalker Centric Managerでは、Systemwalker PkiMGRやInfoCAが発行した証明書を、S/MIME(Secure MIME)やSSL(Secure Socket Layer)による暗号通信に使用して、インターネット環境の安全性を高めることができます。
また、HTTPSサーバの稼働を監視することができます。
以下の機能は、証明書管理の機能と連携することにより、安全性を高めています。

米国のRSA Data Security社が規定したもので、電子メールでの暗号通信を実現するためのものです。
TCP/IPで通信するアプリケーションに対して、安全な通信手段を提供するプロトコルです。
S/MIME、SSLを使用する以下の機能と設定手順について説明します。
SSLを使用した認証、データの暗号化により、資源を安全に配付することができます。
S/MIMEを使用したイベント監視の概要図を以下に示します。


受信側システムで、S/MIMEを有効にした場合は、S/MIMEを使用した暗号化メールだけ受信し、MIMEを使用したメールは、受信後すぐに削除されます。
また、復号に失敗したメールも、証明書が登録されていない、または証明書が違うなどの理由により、受信後すぐに削除されます。
SSLを使用した認証、データの暗号化により、インターネットで構築されたネットワーク上でも安全に資源配付を行うことができます。
証明書管理環境を作成することにより、HTTPSサーバの稼働を監視することができます。
なお、HTTPSサーバの稼働監視だけを行う場合、証明書、秘密鍵の作成は必要ありません。

証明書管理環境の変更、削除、参照については、“証明書管理環境の変更、削除、参照”を参照してください。
3.5.1 秘密鍵、証明書の作成
3.5.2 証明書管理環境定義ファイル(mpcrtmgr.def)の編集
3.5.3 証明書管理環境の作成
3.5.4 証明書管理環境の確認
3.5.5 S/MIMEを使用してイベント監視を行うための設定
3.5.6 証明書管理環境の変更、削除、参照
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