Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第4章 部門管理サーバ・業務サーバの環境構築 | > 4.5 利用する機能により必要な関連製品のセットアップ |
監視対象ノードにSNMPエージェントをインストールするとしないでは、監視内容に以下の違いがあります。
MIB情報を採取することができます。このため、“ノード検出”時にベンダー名やOS種別を自動判別したり、MIB情報を利用した性能監視を行うことができます。また、SNMPトラップを監視することができます。
IPアドレスやホスト名に加え、ベンダー名やOS種別、インタフェースの詳細情報等が追加されます。
ノードの起動/停止の状態確認に加え、一部インタフェースの停止までの状態が確認できます。
MIB情報を利用した監視ができます。
ネットワーク/サーバの性能監視ができます。
管理サーバに通知されるSNMPトラップを監視することができます。
IPアドレスだけの管理となります。“ノード状態の監視”の設定を行うことにより、SNMPエージェントがインストールされていないノードの状態の変化(UP/DOWN)を監視することができます。
IPアドレスやホスト名だけが追加されます。
ノードの起動/停止の状態が確認できます。
SNMPエージェントをインストールする場合の作業を以下に示します。
監視対象のSNMPエージェントでコード系としてUTF-8を使用した場合、以下の機能で文字化け等が発生する可能性があります。
詳細については、“UTF-8環境を利用する場合の注意事項【Linux版】”を参照してください。
SNMPエージェントのインストール方法をOS別に説明します。
サービスパックの適用
サービスパックを適用済みのシステムの場合、SNMPサービスをインストールした後、サービスパックを再度適用する必要があります。
SNMPエージェントを、既にWindows(R) 2000が実行されているコンピュータにインストールする方法を以下に示します。
SNMPエージェントを、すでにWindows Server(TM) 2003が実行されているコンピュータにインストールする方法を以下に示します。
SNMPエージェントをインストールする場合、以下のパッケージをインストールします。
【Solaris 7/8/9】
【Solaris 10】
インストール時に選択したソフトウェアグループが以下のどれかの場合、OSと共にインストールされるため、別途、インストールする必要はありません。
使用するコマンドについて
Update Release
Update Releaseを適用済みのシステムの場合、SNMPサービスをインストールした後、Update Releaseを再度適用する必要があります。
SNMPエージェントをインストールする場合、以下のrpmパッケージをインストールします。
使用するコマンドについて
[設定ファイル]
/etc/snmp/snmpd.conf |
以下にSNMPエージェントの設定ファイルの編集例を記述します。
詳細はmanコマンドを参照してください。
変更前
# sec.name source community # Make at least snmpwalk -v 1 localhost -c public system fast again. access notConfigGroup "" any noauth exact systemview none none |
変更後
# sec.name source community |
設定ファイルを編集後はSNMPエージェントを再起動します。
# /etc/init.d/snmpd stop |
コミュニティ名を変更する場合、以下のとおり編集します。
ここでは、SNMPエージェントに設定されているコミュニティ名を、“FUJITSU”と仮定して説明します。
設定ファイル
/etc/snmp/snmpd.conf |
変更前
com2sec systemwalker default public |
変更後
com2sec systemwalker default FUJITSU |
SNMPパケットの受付けを許可するホストの IPアドレスを「*.*.*.*」と仮定して説明します。
設定ファイル
/etc/snmp/snmpd.conf |
変更前
com2sec systemwalker default public |
変更後
com2sec systemwalker *.*.*.* public |
設定ファイルを編集後はSNMPエージェントを再起動します。
# /etc/init.d/snmpd stop |
SNMPエージェントをインストールしたコンピュータで[サービス]ウィンドウから[SNMP Serviceのプロパティ]ダイアログボックスを起動し、以下の項目の設定をします。
コミュニティ名には、半角英数字の任意の文字列を設定します。
“ノード検出”を行う場合や[Systemwalkerコンソール]にサブネットフォルダまたはノードを登録する場合に、SNMPエージェントで設定した値と同じコミュニティ名を指定します。
SNMPトラップを[Systemwalkerコンソール]で監視する場合は、以下の設定を行います。
[セキュリティ]タブより以下の項目を設定します。
Systemwalker Centric Managerをインストール後にSNMPエージェントをインストールした場合
/opt/FJSVfwnm/bin/swtrapd-relay.sh |
【Windows】
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\MpTrfExA\bin\setupexa.exe -i |
【Solaris 7/8/9】
/opt/FJSVspmex/etc/rc/setupsea.sh |
【Solaris 10】
/opt/FJSVspmex/etc/rc/setupProxy.sh |
【Linux】
/opt/FJSVspmex/etc/rc/setupProxy.sh |
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