Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第3章 運用管理サーバの環境構築

3.7 データベースパーティションの作成【Solaris版/Linux版】

運用管理サーバではデータベースパーティションを作成する必要があります。

Systemwalker Centric Managerを運用するためには、運用管理サーバに以下のデータベース領域が必要です。

基本的には、上記の4パーティションを使用しますが、どうしてもパーティションが足りない場合は、RDB管理情報パーティションおよびRDBログファイルをレギュラーファイルとして作成することにより、パーティションを削減することができます。詳細については、“フレームワークのデータベース作成【Solaris版/Linux版】”を参照してください。

また、利用する機能により運用管理サーバ上に、以下のデータベース領域も必要です。

Systemwalker Centric Managerが使用するパーティションおよびファイルシステムの配置イメージは以下のようになります。

通常、作成したパーティションを指定する場合には、以下のデバイス名を使用します。

【Solaris版】

【Linux版】

フレームワークのデータベース領域の見積もり”および“利用する機能により必要なデータベース領域の見積もり”で算出したディスク容量の見積もりを参考にして、データベース領域の容量が十分であるかを確認してください。


ローデバイスの作成方法【Linux版】

ローデバイスは、fdiskコマンド等でパーティションを作成した後、rawコマンドによってrawキャラクタデバイスの割当てを行うことで作成します。さらに、以下のようにシステムファイルを編集します。
  1. /etc/sysconfig/rawdevicesを編集します。

    /etc/sysconfig/rawdevicesの編集例

    /dev/raw/raw1  /dev/sdb5
    /dev/raw/raw2  /dev/sdb6
    /dev/raw/raw3  /dev/sdb7
    /dev/raw/raw4  /dev/sdb8


  2. ntsysvコマンドを実行し、“rawdevices”を選択します。

  3. 以下のコマンドを実行し、/etc/sysconfig/rawdevicesファイルの変更内容を反映します。

    # /sbin/service rawdevices restart

ローデバイスの作成方法、fdiskコマンド、rawコマンドおよびシステムファイルの編集の詳細については、使用しているシステムベンダのドキュメントを参照してください。
なお、ローデバイスに対して初期化を行う必要はありません。
OSのユーティリティでパーティションを切り出す場合、ユーティリティで指定したサイズと、実際に切り出されるサイズが若干異なることがあります。また、複数のパーティションを切り出す場合に、OSのユーティリティにそれぞれ同一のサイズを指定しても、実際に切り出されるパーティションによってサイズが異なることがあります。そのため、実際に切り出されたパーティションのサイズについては、OSのユーティリティで確認してください。

RDB管理情報パーティション以外のパーティショについて【Solaris版】

ローデバイス作成時に、シリンダ0は指定しないでください。

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