Systemwalker Centric Manager 解説書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第3章 動作環境> 3.2 ソフトウェア資源

3.2.2 リモートデスクトップ(ターミナルサービス)を使用する場合の注意事項

リモートデスクトップ機能で使用する場合の注意事項を以下に示します。

機能

注意事項

IDカードセキュリティ

リモートデスクトップ接続で運用管理クライアントを使用する場合は、IDカードセキュリティの機能は使用できません。

SystemwalkerコンソールなどのGUIの複数起動

リモートデスクトップ(ターミナルサービス)で同一マシンに複数のユーザがログオンしても、そのマシンで起動できるSystemwalkerコンソールは1つだけです。このほかにも、デスクトップ管理/インベントリ管理画面、ソフトウェア修正管理画面など、GUIは1つだけ起動できます。

電源制御

他のユーザが電源切断対象の端末にリモートデスクトップ(ターミナルサービス)によりログインを行っている状態でクライアントの電源切断を行った場合、電源切断が中止されます。他のユーザがログインを行っている場合でも強制的に電源切断を行いたい場合は、電源切断オプションに/EFを指定する必要があります。

インストール

リモートセッションで接続した場合は、使用できません。ただし、コンソールセッションで接続すれば使用できます。

バックアップ

保守情報収集ツール

全体監視サーバ/運用管理サーバのホスト名やIPアドレスの変更

リモートセッションで接続した場合は、使用できません。ただし、コンソールセッションで接続すれば使用できます。
運用管理サーバ切り替えコマンド、構成情報一括配付コマンドは、使用できません。

環境作成

リモートデスクトップ(ターミナルサービス)で使用できません。

リストア

リモートコマンドAPI

ヘルプデスクの担当者通知機能(Windows版)

ヘルプデスクの担当者通知機能(Windows版)を使用するために起動する担当者通知機能画面は、リモートデスクトップ(ターミナルサービス)を利用しない場合は運用管理サーバ上で1つだけ起動することができますが、リモートデスクトップ(ターミナルサービス)を利用すると各ログインセッションで起動できるようになります。複数セッションで担当者通知機能画面を起動した場合、帳票の通知状況はどれかのセッションの担当者通知機能画面に表示されます。すべての帳票の通知状況を1箇所で監視したい場合は、1セッションだけで担当者通知機能画面を起動してください。


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