Systemwalker Centric Manager 解説書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第2章 機能の説明 | > 2.9 評価 |
サーバ、ネットワーク機器、RMONなどから収集/蓄積されたネットワークの性能情報およびMIB情報を元に、ネットワークの分析/評価を行うことができます。
サーバやネットワーク機器から収集された性能情報は、運用管理サーバ上で形式化され、目的にあわせて使用できます。形式化された性能情報の利用方法を以下に示します。
収集する項目を表に示します。
トラフィック情報 |
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受信バイト数 |
トラフィック情報(RMONの場合) |
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セグメントバイト数 |
Linux版Systemwalker Centric Manager使用時の注意
Linux版Systemwalker Centric Managerでレポート出力ができるのは以下の項目です。
- 受信バイト数
- 送信バイト数
- 回線使用率
- CPU使用率
ページフォルト数、Diskビジー率も出力されますが、値はすべて“0”です。
ネットワークの性能の分析は、性能監視で収集した情報を、レポーティング機能によりグラフ表示することで分析ができます。グラフは、収集したネットワークのトラフィック情報をCSVファイルに出力し表示します。出力結果をカスタマイズして、ネットワーク負荷の傾向分析や、週報や月報の作成にも利用できます。
性能監視のCSVファイルへ出力される性能項目の詳細は、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
以下は、グラフの表示例です。
Systemwalker Service Quality Coordinator(SSQC)と連携することにより、蓄積されたネットワークのトラフィック情報を、分析の目的に応じた任意のグラフで表示することができます。SSQCの性能データベース(PDB)に格納されたトラフィック情報から、レポートを生成/表示できます。
SSQCとの連携方法については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”の“F3crTrfBcsv(性能情報のCSV出力コマンド)”およびSSQCのマニュアルを参照してください。
Systemwalker PerfMGRと連携することにより、蓄積されたネットワークのトラフィック情報を、分析の目的に応じた任意のグラフで表示することができます。Systemwalker PerfMGRの性能データベース(PDB)に格納されたトラフィック情報から、グラフを生成/表示できます。
Systemwalker PerfMGRとの連携方法については、Systemwalker PerfMGRのマニュアルを参照してください。
MIB取得機能で取得したMIBログをレポーティング機能でグラフ化することで、任意のMIB情報を分析することができます。
例えば、以下の分析を行うことができます。
Linux版Systemwalker Centric Manager使用時の注意
LinuxではMIBがサポートされないため、MIBを使用した性能監視はできません。基本項目だけデータ収集できます。
監視対象のMIBを取得し、取得したMIBログをレポーティング機能によりグラフ表示することで、MIB情報を分析することができます。ユーザ要件にマッチする任意のMIB情報や、機器固有の拡張MIBの統計レポートを扱うことができます。したがって、Interstage業務アプリケーションの性能やOracle/SQLサーバの性能情報など、SNMPを使用して収集した情報は、レポーティングすることができます。
収集したMIB情報をCSVファイルに出力し、レポートを出力します。出力結果をカスタマイズすることで、週報や月報を作成できます。
以下は週報の出力例です。
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