Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第2章 メッセージラベルのあるメッセージ

2.22 MpAuditLogで始まるメッセージ

 


 

MpAuditLog: エラー: 001: 監査ログの初期化に失敗しました。以降の操作はログされません。(対象:%1、詳細コード:%2)

【メッセージの意味】

監査ログ出力を行うための初期化処理に失敗しました。このため、システムが正常に戻るまで監査ログは出力されません。

【パラメタの意味】

%1:初期化に失敗した監査ログファイル名

%2:エラーの原因となる詳細情報。

【対処方法】

主に以下の理由が考えられます。エラーが発生したシステムを確認してください。

上記を確認/対処を行った後は、特にSystemwalker Centric Managerの再起動を行う必要はありません。

ただし、上記以外で、監査ログ出力先のハードディスク自身に障害(故障)が発生している場合は、ハードディスクの交換、および復旧が必要な場合があります。この場合は、システムを停止する必要があります。

なお、エラーの原因が軽微な場合、(たとえばディスク領域がなくなった場合など)で、その原因が取り払われた場合は、MpAuditLogで始まるメッセージ番号003のメッセージを出力した後、自動的に障害が復旧します。

その他、エラーの原因は、詳細コードにより確認し、原因を取り除いてください。


 

MpAuditLog: エラー: 002: 監査ログの出力が出来ませんでした。以降の操作はログされません。(対象:%1、詳細コード:%2)

【メッセージの意味】

監査ログ出力時に異常が発生しました。このため、システムが正常に戻るまで監査ログは出力されません。

【パラメタの意味】

%1:書き込みに失敗した監査ログファイル名

%2:エラーの原因となる詳細情報

【対処方法】

主に以下の理由が考えられます。エラーが発生したシステムを確認してください。

上記を確認/対処を行った後は、特にSystemwalker Centric Managerの再起動を行う必要はありません。

ただし、上記以外で、監査ログ出力先のハードディスク自身に障害(故障)が発生している場合は、ハードディスクの交換、および復旧が必要な場合があります。この場合は、システムを停止する必要があります。

なお、エラーの原因が軽微な場合、(たとえばディスク領域がなくなった場合など)で、その原因が取り払われた場合は、MpAuditLogで始まるメッセージ番号003のメッセージを出力した後、自動的に障害が復旧します。

その他、エラーの原因は、詳細コードにより確認し、原因を取り除いてください。


 

MpAuditLog: 情報: 003: 監査ログ出力を再開します。(対象:%1)

【メッセージの意味】

監査ログの初期化、または出力に失敗した原因が取り除かれ、監査ログの出力が再開できるようになった場合に出力されます。

【パラメタの意味】

%1:再開が可能となった監査ログファイル名

【対処方法】

正常状態への遷移を通知するメッセージです。早急に対処すべき問題はありません。ただし、本メッセージが頻繁に出力される場合は、監査ログ出力先のディスク空き容量を確認し、空き容量が少ない場合は不要なファイルを削除するなどして空き容量を確保してください。また、ディスク自身の故障などによりファイルの入出力ができなくなっている場合もありますので、システムのログ(シスログ/イベントログ)も合わせて確認し、問題がある場合はディスクの交換を検討してください。


 

MpAuditLog: 警告: 005: 監査ログ定義ファイルに無効な値があります。初期設定により処理を続行します。(定義ファイル:%1、セクション:%2、キー:%3)

【メッセージの意味】

監査ログ出力定義ファイルmpaudit.iniの記述に誤りがある場合に出力されます。なお、必要な設定が存在しない場合も本メッセージが出力されます。不足している定義内容は、定義ファイル、セクション、キーの各情報から特定してください。

【パラメタの意味】

%1:誤りがある監査ログ出力定義ファイル

%2:監査ログ出力定義ファイルで、誤りのあるセクション名

%3: 監査ログ出力定義ファイルで、誤りのあるキー名

【対処方法】

監査ログ出力定義ファイルの記述内容を見直し、メッセージに記載されている行を修正してください。


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