Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
目次
索引
![]() ![]() |
第2章 運用管理サーバのバージョンアップ | > 2.5 利用機能別に必要な作業 |
旧バージョン製品からバージョンアップした場合、監視イベント種別は旧バージョンで設定されていた内容が設定されます。
追加された機能を利用する場合は、監視イベント種別を追加する必要があります。追加方法は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。
標準インストールされる監視イベント種別は以下のとおりです。
Systemwalker Centric Managerでは、インストール時に[イベント監視の条件定義]について標準の定義を提供しています。
以下の製品からバージョンアップした場合は、メッセージ選択テーブルが変換された定義の下に、イベント監視の条件定義の標準定義が追加されます。
以下の場合は、既に利用されている定義を継承するため、新規機能に対する定義が追加されません。
必要に応じて、以下の定義を実施してください。
【UNIX版】
[メッセージテキスト]、[監視イベント種別]、[通報番号]は、[特定しない]を指定します。
【Windows版】
[監視イベント種別]、[通報番号]は、[特定しない]を指定します。
[重要度]、[通報番号]は、[変更しない]を指定します。[文字色]、[背景色]は、[変更しない]指定にします。[障害票の発行]は、[しない]指定にします。
【Windows版】
使用していたバージョン |
監視するメッセージの設定 |
[メッセージ監視]タブの設定 |
V4.0の場合 |
[ホスト名] :自システム |
[上位システムに送信]:[する] |
[ホスト名] :[特定しない] |
[上位システムに送信]:[する] |
|
[ホスト名] :[特定しない] |
[上位システムに送信]:[する] |
|
[ホスト名] :[特定しない] |
[上位システムに送信]:[する] |
|
V5.0L30以前の場合 |
[ホスト名] :[特定しない] |
[上位システムに送信]:[する] |
V10.0L10以前の場合 |
[ホスト名] :[特定しない] |
[上位システムに送信]:[する] |
[ホスト名] :[特定しない] |
[上位システムに送信]:[する] |
|
[ホスト名] :[特定しない] |
[上位システムに送信]:[する] |
|
V11.0L10以前の場合 |
[ホスト名] :[特定しない] |
[上位システムに送信]:[する] [ログ格納] :[する] |
【UNIX版】
使用していたバージョン |
監視するメッセージの設定 |
[メッセージ監視]タブの設定 |
5.2以前の場合 |
[ホスト名]:[特定しない] |
[上位システムに送信]:[する] |
11.0以前の場合 |
[ホスト名]:[特定しない] |
[上位システムに送信]:[する] |
11.0以前の場合 |
[ホスト名]:[特定しない] |
[上位システムに送信]:[する] |
11.0以前の場合 |
[ホスト名]:[特定しない] |
[上位システムに送信]:[する] |
11.0以前の場合 |
[ホスト名]:自システム メッセージタイプの特定:返答要求メッセージ メッセージテキスト:[特定しない] |
[上位システムに送信]:[する] |
上記の表の定義を追加する位置は、運用に合わせて決めてください。以下の位置に追加することをおすすめします。
別のコンピュータへ運用管理サーバをバージョンアップする場合、運用管理サーバ自身の[イベント監視の条件定義]のポリシー定義は、バージョンアップ後にポリシーとして移出/移入します。
以下のどちらかのコマンドを実行します。
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\mpaosfsv\bin\poout -n 移行元運用管理サーバの表示名 -d ポリシー移出先作業ディレクトリ名 |
または
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\mpaosfsv\bin\poout -i 移行元運用管理サーバのIPアドレス -d ポリシー移出先作業ディレクトリ名 |
以下のどちらかのコマンドを実行します。
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\mpaosfsv\bin\poin1 -n 移行先運用管理サーバの表示名 -d ポリシーの移出で指定したディレクトリ名\MpAosfB |
または
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\mpaosfsv\bin\poin1 -i 移行先運用管理サーバのIPアドレス -d ポリシーの移出で指定したディレクトリ名\MpAosfB |
コマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
別のコンピュータへ運用管理サーバをバージョンアップする場合、運用管理サーバ自身の[イベント監視の条件定義]のポリシー定義は、swmove/swtransコマンド実行後にポリシーとして移出/移入します。
以下のどちらかのコマンドを実行します。
/opt/FJSVfwaos/usr/bin/poout -n 移行元運用管理サーバの表示名 -d ポリシー移出先作業ディレクトリ名 |
または
/opt/FJSVfwaos/usr/bin/poout -i 移行元運用管理サーバのIPアドレス -d ポリシー移出先作業ディレクトリ名 |
以下のどちらかのコマンドを実行します。
/opt/FJSVfwaos/usr/bin/poin1 -n 移行先運用管理サーバの表示名 -d ポリシーの移出で指定したディレクトリ名/MpAosfB |
または
/opt/FJSVfwaos/usr/bin/poin1 -i 移行先運用管理サーバのIPアドレス -d ポリシーの移出で指定したディレクトリ名/MpAosfB |
コマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
移行時にホスト名やIPアドレスを変更する場合、バージョンアップした運用管理サーバを接続先としている下位サーバで、接続先ホストの定義変更が必要です。
また、Systemwalker Operation ManagerからのSNMPトラップを受信していた場合、通知元のSystemwalker Operation Managerのアクション定義の宛て先も変更してください。
以下のノードに対して簡易ポリシー設定(イベント監視の条件定義)を行う場合、イベント監視のテンプレートに定義されている内容は、イベント監視条件のCSVファイルの先頭行に追加されます。
テンプレートの内容を追加する位置を指定したい場合は、簡易ポリシー設定(イベント監視の条件定義)を行う前に、イベント監視条件のCSVファイル(aoseacsvコマンドにより出力されます)を以下のように修正してください。
イベント監視条件のCSVファイル内の、テンプレートの内容を追加したい行に、以下を追加してください。
;1,0,"###Systemwalker Templates Start###",,,,,,,,,,,,NOSEND,NOLOG,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,1 |
テンプレートの内容を追加する位置は、インストール時に標準で提供しているイベント監視の条件定義より上位で、かつインストール後に追加したイベント監視の条件定義より下位に追加することを推奨します。
目次
索引
![]() ![]() |