Systemwalker Centric Manager APIガイド - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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目次
索引

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2.1.5 メッセージ作成のAPI
メッセージ作成のAPI一覧を以下に示します。
[メッセージ作成のAPI]
関数名 |
機能 |
opfmt |
メッセージを作成、出力し、システム監視エージェントへメッセージを通知します。vopfmtとの違いは、パラメタ数が固定です。 |
opsetcat【UNIX版】 |
メッセージカタログの初期値を定義します。 |
opsetlabel |
メッセージのラベルの初期値を定義します。 |
vopfmt |
メッセージを作成、出力し、システム監視エージェントへメッセージを通知します。opfmtとの違いは、パラメタ数が可変です。 |
メッセージ作成のAPIの動作環境、および必要ファイルについての説明を以下に示します。
■動作環境
本APIは、以下のインストール種別で動作します。
■注意事項
- LIBファイル、およびINCLUDEファイルは、同じバージョン/レベルで提供されたものを使用してください。
- メッセージ作成のAPIは、マルチスレッドプログラミングをサポートしていません。
- システム監視のAPIを使用するアプリケーションは、signal を使用しないでください。
- Systemwalker Centric Managerのバージョンが異なる環境で作成されたシステム監視のAPIを使用するアプリケーションは動作しません。
動作させるには、動作環境と同じSystemwalker Centric Managerのバージョンの環境下で、アプリケーションのリコンパイルを行ってください。
- 本APIを使用する場合、SIGPIPEシグナルに対応したシグナルハンドラを無効にするかまたは、変更してください。この処理を実施しないと、Systemwalker停止時に本APIを使用しているプログラムがSIGPIPEシグナルにより終了する場合があります。設定方法の詳細は、OS提供のオンラインマニュアルを参考にしてください。
関連関数:sigset
- Windows for Itanium版のアプリケーションから本APIを使用することはできません。
- Linux for Itaniumでは、コンパイルするときにプリプロセッサオプションとして“-D__LP64__”をつけてください。
- Linux for Itanium版では、アプリケーションはシステムのデフォルトロケールで作成してください
■必要ファイル
上記メッセージ作成のAPIを使用するには、以下のファイルが必要となります。
【Windowsの場合】
メッセージ作成のAPIはLIBファイルに格納され、各APIで使用する定数、および構造体は、INCLUDEファイルに宣言されています。
- Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\Lib\mpopfmt.lib
- Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\Include\opfmt.h
- Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\bin\mpopfmt.dll
【UNIXの場合】
以下のINCLUDEファイルとライブラリが必要です。
◆コンパイル環境
コンパイル環境は以下のとおりです。
【Windowsの場合】
- コンパイラ : Microsoft Visual C++ 6.0
- ランタイムライブラリ : “マルチスレッド(DLL)”を使用してください。
【UNIXの場合】
- Solaris : Solaris上で動作するSPARCコンパイラ
- Linux for Itanium : 動作プラットフォームにバンドルされているコンパイラ (gcc)
- Linux for Itanium以外のLinux : 動作プラットフォームにバンドルされているコンパイラ (gcc)
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