Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第2章 ファイルの形式> 2.3 定義情報

2.3.41 監査ログ管理設定サンプルファイル

■ファイル名

mpatmdef.dat

■使用用途

本ファイルは、ログ収集一括定義コマンド(mpatmdef)の入力ファイルとして使用するために、参考になるように必要な情報を定義したサンプルファイルです。

ログ収集一括定義コマンド(mpatmdef)の入力ファイルには、本ファイルを直接使用せず、本ファイルを複写後、複写したファイルをユーザ環境に応じて修正した上で、編集したファイルを使用してください。

■格納場所

Windows Server(TM)2003
Windows(R) 2000

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\MpAtm\sample\mpatmdef.dat

Solaris
Linux

/etc/opt/FJSVmpatm/sample/mpatmdef.dat

■ファイル形式

基本形式

セクション,
処理モード,設定値1,設定値2,…設定値n,

項目名

値の形式

備考

セクション

TRANSDEF
LOGDEF
APDEF

運用管理サーバ:必須
被管理サーバ:必須

定義ごとのセクション名
TRANSDEF:mpatmtrsdef
LOGDEF:mpatmlogdef
APDEF:mpatmlogapdef

※上記キーワードが順番に記述されていない場合は、エラーとなります。

処理モード

ADD
REP
DEL

運用管理サーバ:必須
被管理サーバ:必須

各コマンドの処理モード
ADD:追加モード
REP:更新モード
DEL:削除モード

※DISPを指定するとエラーとなります。
※TRANSDEFセクション、LOGDEFセクションの場合、指定できる処理モードはREPだけです。ADD、DELを指定するとエラーとなります。

設定値

各セクションごとに以下に示す形式で指定します。

TRANSDEFセクションの形式

TRANSDEF,
処理モード(REPのみ),格納用ディレクトリ,

項目名

最大長(バイト)

値の形式

備考

格納用ディレクトリ

80

文字列
※空白を含む場合は""で囲んでください。

運用管理サーバ:必須
被管理サーバ:省略可
※TRANSDEFセクション行に記述します。
※登録済みの場合は省略可能です。

mpatmtrsdefの格納ディレクトリ名のフルパス

※ディレクトリはサーバ上に存在している必要があります。存在していないディレクトリやネットワークドライブ上のディレクトリを指定した場合は、エラーとなります。
※ディレクトリ名に、\ / : , ; " < > | ? * の文字を使用しないでください。
※ルートディレクトリ(Windowsの場合 c:\ など、UNIXの場合"/")を指定したり、ディレクトリ名の最後にファイルセパレータ(Windowsの場合"\"、UNIXの場合"/")を付けないでください。ディレクトリ名がファイルセパレータで終了している場合はエラーとなります。
※全角文字も指定可能です。この場合、文字列長に注意してください。
※【Windows x64の場合】
“Windowsディレクトリ\system32”配下のディレクトリを指定しないでください。(指定した場合、“Windowsディレクトリ\SysWOW64”配下にディレクトリが存在しないとエラーになります。)

LOGDEFセクションの形式

LOGDEF,
処理モード(REPのみ),転送用ディレクトリ,分割転送サイズ,転送間隔,

項目名

最大長(バイト)

値の形式

備考

転送用ディレクトリ

80

文字列
※空白を含む場合は""で囲んでください。

運用管理サーバ:省略可
被管理サーバ:省略可
※LOGDEFセクション行に記述します。
※登録済みの場合は省略可能です。

mpatmlogdefの転送ディレクトリ名のフルパス

※ディレクトリはサーバ上に存在している必要があります。存在していないディレクトリやネットワークドライブ上のディレクトリを指定した場合は、エラーとなります。
※ディレクトリ名に、\ / : , ; " < > | ? * の文字を使用しないでください。
※ルートディレクトリ(Windowsの場合 c:\ など、UNIXの場合"/")を指定したり、ディレクトリ名の最後にファイルセパレータ(Windowsの場合"\"、UNIXの場合"/")を付けないでください。ディレクトリ名がファイルセパレータで終了している場合はエラーとなります。
※全角文字も指定可能です。この場合、文字列長に注意してください。
※【Windows x64の場合】
“Windowsディレクトリ\system32”配下のディレクトリを指定しないでください。(指定した場合、“Windowsディレクトリ\SysWOW64”配下にディレクトリが存在しないとエラーになります。)

分割転送サイズ

4

1〜1000の整数

1〜1000の整数
運用管理サーバ:省略可
被管理サーバ:省略可

mpatmlogdefの分割転送サイズ(単位はMバイト)

転送間隔

3

0〜600の整数

運用管理サーバ:省略可
被管理サーバ:省略可

mpatmlogdefの転送間隔(単位は秒)
※運用管理サーバ自身の収集を実施した場合、設定値は無視されます。

APDEFセクションの形式

APDEFセクション,
処理モード,ログ識別名1,収集実行,収集コマンド実行,複数ログ,収集ログファイル名,日付書式定義ファイル名,外部コマンド,
処理モード,ログ識別名2,収集実行,収集コマンド実行,複数ログ,収集ログファイル名,日付書式定義ファイル名,外部コマンド,

処理モード,ログ識別名n,収集実行,収集コマンド実行,複数ログ,収集ログファイル名,日付書式定義ファイル名,外部コマンド,

項目名

最大長(バイト)

値の形式

備考

ログ識別名

80

文字列

運用管理サーバ:必須
被管理サーバ:必須
※APDEFセクション行に記述します。

mpatmlogapdefのログ識別名

※収集するログのログ識別名に、半角英数字および"-"(ハイフン)以外の文字列を指定した場合は、エラーになります。ただし、"-"については、先頭や末尾に入力した場合にエラーとなります。
※処理モードが"ADD"の場合、すでに登録済みのログ識別名を指定するとエラーになります。

収集実行

3

YES
NO

運用管理サーバ:省略可
被管理サーバ:省略可
※APDEFセクション行に記述します。
※処理モードが"DEL"の場合は不要です。

mpatmlogapdefの収集実行
YES:収集する
NO:収集しない

※本パラメタを省略した場合は、初期値としてYESが設定されます。

収集コマンド実行

3

YES
NO

運用管理サーバ:省略可
被管理サーバ:省略可
※APDEFセクション行に記述します。
※処理モードが"DEL"の場合は不要です。

mpatmlogapdefの収集コマンド実行
YES:外部コマンド実行する
NO:外部コマンド実行しない

※本パラメタを省略した場合は、初期値としてNOが設定されます。
※本パラメタは、Systemwalker Centric Manager検索コマンドのログの指定のみ有効です。

複数ログ

4

NO
ASC
DESC

運用管理サーバ:省略可
被管理サーバ:省略可
※APDEFセクション行に記述します。
※処理モードが"DEL"の場合は不要です。

mpatmlogapdefのログファイル生成形式
NO:単一ファイル
ASC:複数ファイルかつファイル名が昇順
DESC:複数ファイルかつファイル名が降順

※本パラメタを省略した場合は、初期値としてNOが設定されます。

収集ログファイル名

256

文字列
※空白を含む場合は""で囲んでください。

運用管理サーバ:必須
被管理サーバ:必須
※APDEFセクション行に記述します。
※処理モードが"REP"の場合は省略可能、"DEL"の場合は不要です。

mpatmlogapdefの収集対象ログファイル名のフルパス

※複数ファイルのときは、ワイルドカード("?","*")で指定します。この場合、収集対象ログファイル名を""で囲んでください。
※ディレクトリ名に、\ / : , ; " < > | ? * の文字を使用しないでください。
※ディレクトリ名やフルパス名の最後にファイルセパレータ(Windowsの場合"\"、UNIXの場合"/")を指定した場合はエラーになります。
※全角文字も指定可能です。この場合、文字列長に注意してください。
※ログ識別名がEventLog、または、CMGRCmdRevLogの場合、収集対象ログファイル名のフルパスには存在するディレクトリ名を指定してください。
存在しないディレクトリ名を指定すると、ログ収集コマンド(mpatmlog)を実行した時にファイルオープン異常となります。

日付書式定義ファイル名

80

文字列
※空白を含む場合は""で囲んでください。

運用管理サーバ:必須
被管理サーバ:必須
※APDEFセクション行に記述します。
※処理モードが"REP"の場合は省略可能、"DEL"の場合は不要です。

mpatmlogapdefの日付書式定義ファイル名のフルパス

※ディレクトリ名、ファイル名に、\ / : , ; " < > | ? * の文字を使用しないでください。
※指定したファイルが存在していない場合はエラーになります。
※全角文字も指定可能です。この場合、文字列長に注意してください。

外部コマンド

80

文字列
※空白を含む場合は""で囲んでください。

運用管理サーバ:省略可
被管理サーバ:省略可
※APDEFセクション行に記述します。
※処理モードが"DEL"の場合は不要です。

mpatmlogapdefの外部コマンド名のフルパス

※本パラメタは、Systemwalker Centric Manager検索コマンドのログの指定のみ有効です。
※ディレクトリ名、ファイル名に、\ / : , ; " < > | ? * の文字を使用しないでください。
※実行するコマンドのパスが環境変数PATHに設定されている場合は、フルパスの必要はありません。
※フルパスで指定した場合、ファイルが存在していないときはエラーになります。

※全角文字も指定可能です。この場合、文字列長に注意してください。

■パラメタ

なし。

■参照

mpatmdef(ログ収集一括定義コマンド)

■注意事項

■使用例

#転送情報指定,
TRANSDEF,
REP,C:\savedir,
#ログ収集設定指定,
LOGDEF,
REP,C:\senddir,60,5,
#収集ログ情報指定,
APDEF,
REP,EventLogSystem,NO,NO,NO,,,,
ADD,AP1,YES,NO,NO,"C:\AP1\LogFile","C:\WIN32APP\MPWALKER.DM\mpatm\fmt\mpatmevt.fmt",,


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