Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第2章 ファイルの形式 | > 2.3 定義情報 | > 2.3.17 資源配付のスケジュール情報ファイル |
func=要求機能 [,type= 起動契機] [,option= 要求機能詳細] |
本形式は、1要求に対する形式です。1要求とは1funcオプション単位のことを指します。1要求は1行に記述し、行末尾に改行を入れてください。1要求の途中で改行を入れることはできません。
各オプションの指定値を以下に示します。
funcオプション |
typeオプション |
optionオプション |
complete(send) |
quick |
sysname(通知先のノード名) |
event(inventory) |
time(日時) |
sysname(通知先のノード名) |
クライアントの適用結果を通知する場合は、quick以外を指定してください。
要求機能として指定する種別を以下に示します。
complete(send) :送信結果の通知 |
通知する契機として指定する種別を以下に示します。
quick :要求を受け付けた際に即時に通知 |
funcオプションにcomplete(apply)を指定して、typeオプションにquickを指定した場合は、サーバ即時適用時にその資源グループだけの適用結果を通知します。なお、本オプションでは、クライアントの適用結果は通知されません。クライアントの適用結果を通知する場合は、typeオプションにquick以外を指定してください。
曜日と月日時分は“/”で区切ります。“/”の前後に一つの空白が必要です。月日時分は、一つの空白で区切ります。
一定間隔を指定する場合は“*”を指定します。
“week”と“MM DD”の値の指定は、どちらか片方だけ指定してください。値を指定しない方は“*”を指定してください。“week”と“MM DD”の両方に値を指定した場合は、誤りとみなされます。
なお、指定された通知契機の処理中に資源配付を停止した場合、エラーメッセージを出力して処理を中断します。中断された結果通知の内容は、資源配付再起動後の次回の該当資源のスケジュール時に自動的に通知されます。
本オプションは、funcオプションに対する詳細情報を設定します。本オプションの指定は“"(ダブルクォーテーション)”で囲みます。“"(ダブルクォーテーション)”内の複数パラメタは“, (カンマ)”で区切ります。
sysname(運用管理サーバのノード名):結果通知先として運用管理サーバのノード名を指定 |
以下の形式で指定します。各項目は“/”で区切り、資源グループのバージョン・レベルは省略可能です。
なお、製品名に“/”を指定することはできません。
注)
事前配付指定により、ダウンロード中や適用日時未経過でクライアント側に資源を保持している状態は通知されません。
本パラメタは省略可能であり、指定を省略した場合は、リトライを行いません。
リトライ間隔時間は、分を単位として指定します。1から1440までの10進数で指定します。
回数は、リトライを行う回数を指定します。1から30までの10進数で指定します。回数は省略可能であり、リトライ間隔時間を指定し回数を省略した場合のリトライ回数は1回となります。
本パラメタは省略可能であり、指定を省略した場合はtcp/ipが指定されたものとみなします。
本パラメタは省略可能であり、指定を省略した場合は、リトライを行いません。
リトライ間隔時間は、分を単位として指定します。1から1440までの10進数で指定します。
回数は、リトライを行う回数を指定します。1から30までの10進数で指定します。回数は省略可能であり、リトライ間隔時間を指定し回数を省略した場合のリトライ回数は1回となります。
本パラメタは省略可能であり、指定を省略した場合はtcp/ipが指定されたものとみなします。notify:
drmscsv(CSV情報加工コマンド)
スケジューリング機能を用いて、運用管理サーバに通知された後に上記コマンドを実行した結果、ステータス情報のCSVファイルとインベントリ情報のCSVファイルが出力されます。出力形式の変更はありません。
回避方法:
全角文字の指定が必要な場合は、[資源配付]ウィンドウを使用して編集してください。
コンピュータからスケジュール情報ファイルを編集する時に全角文字を使用する場合は、コンピュータの言語環境をEUCに切り替えてください。
通知スケジュールを行う場合のスケジュール情報ファイルの設定例を以下に示します。記載例は紙面の都合上、1要求途中で自動的に改行表示され、複数行に渡っているものもありますが、実際の記述は1要求=1行として記述する必要があります。また、“↓”を改行記号として表示しています。
メンテナンス版数資源の資源中継(ダウンロード)で送信エラーが発生した場合、運用管理サーバ(IPアドレス:123.123.123.12)に送信異常結果を通知します。リトライは10分後に1回実施します。
func=complete(send),type=quick,option="sysname(123.123.123.12),rsc(rms),sts(all),retry=10"↓ |
メンテナンス版数資源の資源適用状況を、適用が完了した時点で運用管理サーバ(IPアドレス:123.123.123.12)に通知します。リトライは10分後に1回実施します。
func=complete(apply),type=quick,option="sysname(123.123.123.12),rsc(rms),sts(all),retry=10"↓ |
メンテナンス版数資源の資源適用状況を、毎日9時0分に運用管理サーバ(IPアドレス:123.123.123.12)に通知します。リトライは10分間隔で3回実施します。
func=complete(apply),type=time(* / * * 9 0),option="sysname(123.123.123.12),rsc(rms),sts(all),retry=10/3"↓ |
メンテナンス版数資源の資源適用状況を、毎週水曜日12時30分に運用管理サーバ(ホスト名:server1)に通知します。リトライは30分後に1回実施します。
func=complete(apply),type=time(wed / * * 12 30),option="sysname(server1),rsc(rms),sts(all),retry=30"↓ |
すべての資源の適用状況を、毎月1日18時0分に運用管理サーバ(ホスト名:server1)に通知します。リトライは行いません。
func=complete(apply),type=time(* / * 1 18 0),option="sysname(server1),rsc(all),sts(all)"↓ |
毎日9時に運用管理サーバ(ホスト名:server1)に、インベントリ情報を通知します。リトライは行いません。
func=event(inventory),type=time(* / * * 9 0),option="sysname(server1)"↓ |
毎週土曜日の22時に運用管理サーバ(ホスト名:server1)に、インベントリ情報を通知し、失敗した場合はリトライを10分間隔で10回まで行います。
func=event(inventory),type=time(sat / * * 22 0),option="retry=10/10,sysname(server1)"↓ |
毎週月、水、金曜日の8時30分に運用管理サーバ(ホスト名:server1)に、インベントリ情報を通知し、失敗した場合はリトライを15分間隔で5回まで行います。
func=event(inventory),type=time(mon / * * 8 30),option="retry=15/5,sysname(server1)"↓ |
毎月10日の22時に運用管理サーバ(ホスト名:server1)に、インベントリ情報を通知し、失敗した場合はリトライを5分間隔で10回まで行います。
func=event(inventory),type=time(* / * 10 22 0),option="retry=5/10,sysname(server1)" ↓ |
7月4日の13時に運用管理サーバ(ホスト名:server1)に、インベントリ情報を通知し、失敗した場合はリトライを5分間隔で5回まで行います。
func=event(inventory),type=time(* / 7 4 13 0),option="retry=5/5,sysname(server1)"↓ |
メンテナンス版数資源の情報を、運用管理サーバ(IPアドレス:123.123.123.12)に通知します。リトライは10分後に1回実施します。
func=complete(send),type=quick,option="sysname(123.123.123.12),rsc(rms),sts(all),retry=10"↓ |
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