Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第2章 ファイルの形式 | > 2.3 定義情報 | > 2.3.15 DRMS編集ファイル |
オプションの記述形式を以下に示します。
[cl_seglen = 10 〜 2000000] |
[cl_seglen = 10 〜 2000000] |
クライアントに対する配付で事前配付を行う場合に、資源を分割して送信する場合の分割量を指定します。分割量はキロバイト単位で10から2000000(2Gバイト)までの範囲で指定します。本オプションを省略した場合は分割転送を行いません。
なお、本オプションは以下のすべての項目に当てはまった場合に、有効となります。
クライアントに対する配付で事前配付を行う場合に、資源を分割して送信する場合の送信間隔を指定します。送信間隔は秒単位で1から86400(1日)までの範囲で指定します。本オプションを省略した場合は、分割転送を行いません。
なお、ここで設定した値は、cl_seglenオプションと同様に扱います。
サーバからクライアントに資源をオンライン配付する際、またはクライアントからサーバに資源をアップロードする際に、資源配付が同時にサービスするクライアント数の上限を、5〜10000までの10進数で指定します。資源配付は、本オプションで指定された数以上のクライアントからのサービス要求に対しては、拒否または待ち状態にします。サービス要求を拒否または待ち状態のどちらにするかについては、waitオプションの指定により判断します。
本オプションを省略または本オプションに5〜10000以外の数が指定された場合、本オプションに“100”が指定されたものとみなします。
本オプションの指定値は、伝送路の能力、負荷状態、CPU性能およびサーバの搭載メモリ量によって、妥当な値が異なります。予想される最大の負荷状況を元に実測を行って、値を指定してください。
運用管理クライアント接続時の注意事項【Windows版】
本オプションには、サーバからクライアントにユーザ資源をオンライン配付する際、サーバに保有されたユーザ資源の世代・レベルと、クライアントでの配付済のユーザ資源の世代・レベルのチェックを行うかどうかを、以下のとおり指定します。
本オプションが省略された場合、本オプションに“YES”が指定されたものとみなします。
世代・レベルのチェックについて
レベルダウンのリカバリの途中で異常が発生した場合に、リカバリ処理の最新の状態を確認することができません。そのため、クライアントの送信・適用ステータスを参照して運用を行う場合は、本オプションに“YES”を指定することをお勧めします。
レベルダウンリカバリについては“Systemwalker Centric Manager使用手引書 資源配付機能編”の資源配付のシステム維持の方法に関する記述を参照してください。
サーバからクライアントに資源をオンライン配付する際、通信プロトコルにhttpプロトコルを使うかどうかを指定します。
“NO”が指定された場合、または省略された場合には、httpプロトコルでクライアントからの接続はできません。
本オプションが省略された場合、本オプションに“NO”が指定されたものとみなします。
サーバからクライアントに資源をオンライン配付する際、通信プロトコルにセキュリティ付きhttpプロトコルを使うかどうかを指定します。
“NO”が指定された場合、または省略された場合には、セキュリティ付きhttpプロトコルでクライアントからの接続はできません。
本オプションが省略された場合、本オプションに“NO”が指定されたものとみなします。
サーバからクライアントに資源を配付するときに、最新世代だけを配付か、世代順にすべてを配付するかを以下のように指定します。
本オプションが省略された場合、本オプションに“YES”が指定されたものとみなします。
属性情報が設定されている資源について
属性情報が設定されている場合は、本オプションの指定値よりも属性情報の指定値が有効になります。
本オプションにはユーザ固有認証プログラムのファイル名をフルパス名で指定します。本オプションを省略した場合、ユーザ固有認証処理は行われません。
ユーザ固有認証の注意事項
本オプションでユーザ固有認証プログラムが指定されている場合でも、クライアント側がユーザ固有認証機能をサポートしていないバージョンの場合、ユーザ固有認証は行われません。なお、本オプションに指定されたユーザ固有認証プログラムが存在しない場合は、クライアントからの接続要求のたびに資源配付がエラーメッセージを出力します。Windowsの場合は、イベントビューアに、UNIXの場合は、シスログに出力します。
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