PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.2 (Linux版)
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第11章 ファイルシステムの操作(コマンド編)> 11.2 作成> 11.2.2 ファイルシステム作成

11.2.2.1 sfcmkfs(8) で使用するデフォルトのパラメタ

 “第4章 ファイルシステム設計”で述べたように、事前に決定したファイルシステムの運用に沿ってパラメタの値を指定します。

 以下に sfcmkfs(8) で使用するデフォルトのパラメタを示します。

[表:sfcmkfs(8) で使用するデフォルトのパラメタ]

パラメタ

デフォルト値

データブロッサイズ

8192バイト固定

最小空き領
(-o free=n)

ファイルデータ領域の 10%

iノード
(-o nbpi=n)

8192バイトのディスク領域に 1個
ただし、最大 16メガ個まで

アップデートログ領域サイ
(-o logsz=n)

ファイルシステムサイズの約 1%
ただし、5メガバイト以上、50メガバイト以下に設定

メタデータ領域サイ
(-o metasz=n)

ファイルシステムサイズの約 10%

 メタデータ領域サイズを指定しない場合、ファイルシステムサイズが大きくなるほど、メタデータ領域の使用割合は少なくなります。

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