PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.2 (Linux版)

1.8.2.2 Linux カーネルのバージョンが 2.4 の場合に利用できない機能

　Linux カーネルのバージョンが 2.4 の場合、“1.8.2.1 GFS 共用ファイルシステムで提供していない機能”に記載された機能に加え、以下の機能が利用できません。

• マルチパーティション
  • sfcmkfs(8) コマンドの GFS 共用ファイルシステム固有オプション data, dataopt, maxdsz, maxvol
  • sfcadd(8) コマンド
• 推奨ファイルロック
• sendfile(2) または sendfile64(2) の入力ファイルに対する他ノードからのファイルアクセス

　マルチパーティションと推奨ファイルロックに関する記事の主な掲載箇所を、以下の表に示します。

機能	関連する記事の主な掲載箇所
マルチパーティション	“1.4.3 マルチパーティション構成” “1.5 拡張性” “2.1.6 パーティション構成” “4.2.5 将来の拡張に備えて” “10.1.3 変更 (パーティション追加)” “10.2.1 ファイルシステム作成” “10.3.2 ファイルシステム構成変更 (パーティション追加)” “11.1.3 変更 (パーティション追加)” “11.2.2.2 代表的なファイルシステム作成例” “11.2.2.3 GFS 共用ファイルシステムのカスタマイズ” “11.4 変更 (パーティション追加)” “12.3 ファイルシステムの拡張” “12.5.6 クラスタアプリケーションが利用するGFS共用ファイルシステムにファイルデータパーティションを追加する場合の設定手順” “A.5.2 sfcadd コマンドのメッセージ” “B.1.3 sfcmkfs(8) GFS 共用ファイルシステムの作成” “B.2.1 sfcadd(8) ファイルシステムの拡張”
推奨ファイルロック	“1.8.15 ファイルロック機能に対する注意事項”