Interstage Job Workload Server アプリケーション連携実行基盤 メッセージ集
目次 前ページ次ページ

第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第3章 メッセージ番号がFSP_INTS-BAS_APで始まるメッセージ> 3.2 FSP_INTS-BAS_AP1000番台のメッセージ

3.2.70 FSP_INTS-BAS_AP1257

FSP_INTS-BAS_AP: ERROR: 1257: The Map object returned from the business processing execution application method has an element name and data type that does not match the business data definition: flow definition name=s*, Correlation ID=t*, application=u*, class name=v*, method name=w*, element name=x*

FSP_INTS-BAS_AP: エラー: 1257: 業務処理実行アプリケーションのメソッドから返却されたMapオブジェクトの要素名とデータ型が業務データ定義と一致しません: フロー定義名=s*, コリレーションID=t*, アプリケーション=u*, クラス名=v*, メソッド名=w*, 要素名=x*

[可変情報]
s*:フロー定義名
t*:コリレーションID
u*:アプリケーション(フロー定義情報のアプリケーションの説明)
v*:業務処理実行アプリケーションのクラス名
w*:業務処理実行アプリケーションのメソッド名(注1)(注2)
x*:業務データの要素名

(注1)メソッドの戻り値またはパラメタがユーザ定義型クラスの場合は、戻り値の型またはパラメタの型に“java.lang.Object”という文字列が表示されます。
(注2)配列型の型表示は、“[L(型);”という形式で表示されます。例えば、メソッドの戻り値またはパラメタがオブジェクトの配列型の場合、“[Ljava.lang.Object;”と表示されます。また、データ型が多次元配列の場合、“[”の文字が次元数分付与されて出力されます。例えば、Stringデータ型の2次元配列の場合は、“[[Ljava.lang.String;”と出力されます。

[意味]
業務処理実行アプリケーションのメソッドから返却されたMapオブジェクトに格納されている業務データの要素名のデータ型が、業務データ定義で指定されたデータ型ではありません。そのため、業務処理実行アプリケーションの呼び出しは中止されました。

[システムの処理]
アプリケーション例外発生時の後処理に従い、アプリケーション例外の後処理を行います。

[ユーザの対処]
アプリケーション例外発生時の後処理の結果を表すメッセージがシステムログ(syslog)に出力されます。“Interstage Business Application Server メッセージ集”で、そのメッセージの内容を確認してください。
また、Mapオブジェクトに格納されている業務データの要素名のデータ型が、フロー定義の業務データ定義で指定されたデータ型と異なります。業務処理実行アプリケーションのメソッドの戻り値を確認してください。
異なる業務データの型がユーザ定義型の場合には、以下のクラスパスが設定されていることを確認してください。

それでもエラーが改善されない場合は、“技術員連絡の前に”を参照して対処してください。


目次 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2006